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おひとりさま歓迎! コロナ禍でも気兼ねなく回れる「ソロゴルフ」じわり増殖中

コロナ禍ということもあり、巷では「ぼっち飯」「ぼっちキャンプ」などが人気だが、“ぼっちゴルフ”も広がりを見せている。

全国に13コースを経営するリソルグループは昨年(7月~9月)、コロナ対策で3密を避け、1人でラウンドできる「ソロゴルフ」を実施した。

そして今年、2度目の緊急事態宣言を機会に、再度、ソロゴルフを実施(1月~3月)。1人で予約し、知らない人のパーティに入る「1人予約」と違い、1人で回る、正真正銘の“おひとりさま”。コロナ禍におけるプレースタイルとして受け入れられているという。

内容は、早朝ハーフ、または午後ハーフ。2度までの打ち直しOK。料金は平日4000円、土日祝6500円(ともに税別)で、前回より若干、低価格にしたという。

実際に経験した人からは、密が避けられるとの声はもちろん「思い立ったらすぐプレーできる」「一緒に回る人が見つからないときに便利」「ハーフプレーだから半日は、ほかのこともできる」などの感想が寄せられているという。

ゴルフ場運営コンサルタントの石井米二郎氏は「ゴルファー側に選択肢が増えることはいいこと。これまでは、採算が合わないと実施していませんでしたからね。また、他人がいないから、見栄をはらずにすむ(笑)。練習の成果をコースで試せるのもメリットだと思います」と話す。

実施コースは益子CC(栃木)、南栃木GC(同)、北武蔵CC(埼玉)、大熱海国際GC(静岡)、瀬戸内GR(広島)、相生CC(兵庫)。

「この企画はリソルカードG会員が対象ですが、来場当日発行や、WEBからの発行手続きも可能で、入会金・年会費は無料です」(リソルグループ広報室)とのこと。感染リスクを気にせず、試してみたい技術を失敗を恐れずに試せる。ワイワイおしゃべりしながらのラウンドも楽しいが、気楽なゴルフもまた違った楽しさがありそうだ。

今後、ソロゴルフ可能なゴルフ場は増えてくるのか(写真は瀬戸内ゴルフリゾート。PHOTO/Takanori Miki)

週刊ゴルフダイジェスト2021年2月23日号より