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まさに“優勝請負ウェッジ”! 西村優菜&河本力、勝負を決めた1打はキャロウェイ『JAWS RAW』だった

7月に発売されたばかりのキャロウェイ「JAWS RAW」ウェッジ。フェース面がノーメッキでスピンがかかるとプロの間でも大人気。早くも男女ツアーで勝利に貢献!

PHOTO/Hiroyuki Okazawa、Tadashi Anezaki

ニッポンハムレディスクラシック優勝
西村優菜

難しいバンカーショットをピンそば60cmにピタリ

スピンが利く58度で何度も1パット圏内に

7月のニッポンハムレディスで今シーズン2勝目を挙げた西村優菜。そのバッグには、新たに52度と58度、2本の「JAWS RAW」ウェッジが入っていた。

「6月の末にテストして、ニッポンハムレディスからすぐに使い始めました。『ボールがしっかりとフェースに乗っている感じがあって、抜け感がいい』と、すんなりチェンジ。スピン性能の高さに驚いていました」(キャロウェイゴルフ・ツアー担当・程塚誠氏)

それが早くも結果に表われた。ニッポンハムレディスでは2日目からトップを守り2位に3打差をつけ最終日を迎えた西村優菜。3番パー5では3打目を58 度でピン奥2.5mにつけバーディ。10番パー5でも3打目を58度でピン奥3mにつけバーディとし、リードを守る。しかし12番、13番で連続ボギーを叩き、ついにトップに並ばれてしまう。そして1打差リードで迎えた最終18番。つま先上がりの難しいライから打った2打目がグリーン手前のバンカーへ。

「グリーンに入ってからピンまでが3mないくらい。ラフにクッションしてしまうと吸収されてしまって、前に行かないかなというのがあったので、カラーかグリーンにしっかりスピンをかけた球で打てば2m以内には止まるかなという計算で。足を埋めたときに砂がすごく軟らかくて重かったので、これはしっかり開いて怖がらずに“バンッ”て、ビビらずに打ったほうがいいなと思って、しっかりスピンだけはかけられるようにいっぱいフェースを開いて打ちました」(西村)

この58度の「JAWS RAW」ウェッジで放ったバンカーショットがカップから約60cmにつくスーパーショット。これを沈めて勝利を決めた。

Sansan KBCオーガスタ優勝
河本力

ラフから低いアプローチでピン手前に止めてバーディ

大事な場面で54度と48度が真価を発揮

「リーディングエッジが真っすぐで、『とにかく構えやすい』と8月の日本プロから54度と48度の2本を『JAWS RAW』に替えました。ノーメッキのフェースも『フェースに球が乗る』と言っていました」(キャロウェイゴルフ・ツアー担当・石井尚氏)

ウェッジを替えて3戦目のKBCオーガスタ最終日。河本力は1打差の2位から首位を追うが4番、5番で連続ボギー。だが、「ロングホールで確実に取る」と焦りはなかった。そして迎えたパー5の6番。

「ティーショットが完璧でフェアウェイ真ん中。セカンドが9番アイアン。そこから54度でアプローチして50cmもないくらい」と楽々バーディ。「6番で取れたのが本当に大きい」と首位に並んで流れを作る。9番パー5でもバーディを奪い、迎えた最終18番のパー5。「ティーショットに成功したら取れるという自信はあった」との言葉通り、完璧なティーショット。だが2打目が「タイミングが合わず、まともに芯に当たらなくて」と右のラフへ。しかし、ここから本人も「3打目は完璧」という48度で打ったアプローチがグリーンをとらえ、3.5mを沈めてバーディとし、1打差で競り勝ち初優勝を遂げた。

週刊ゴルフダイジェスト9月20日号より