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【ドライバー研究】キャロウェイの新作「マーベリック」。進化したAIフェースがミスヒットをも飛ばしに変える!

GDライブラリ
2020.02.12

キャロウェイの新作「マーベリック」。なんでもAIを駆使したフェースが進化し、高初速エリアが格段に広がったという。一部で囁かれていた「柱の内側だけが凄く飛ぶ」という都市伝説は過去のものになるのか?

ドライバーのヘッド形状を加味してAIがフェース設計

MAVRIK ドライバー

なぜマーベリックは2本の柱の外でも飛ぶ、とメーカーは断言するのか。その理由は新たなAIフェースにあるという。

「エピックフラッシュでもAIが設計したフェースを採用しました。それにより、極めて高い初速を得ることに成功しましたが、今回はそこに”やさしさ”を加えたかった。つまり高初速エリアを広げるということです。」(キャロウェイゴルフ開発担当・寺門氏)

ヘッド形状が大きく変化
空気抵抗が減ってスムーズに振り抜ける

スタンダードモデルは「サイクロンヘッドシェイプ」というヘッド後方が持ち上がった形に。特にダウンスウィング時の空気抵抗が軽減され、スウィングスピードがアップするという。

ヘッドは460cc。投影面積が大きく安心感がある。またカーボンクラウンが多くの余剰重量を生み、最適な重心設計を可能にしている。

なんでも、エピックフラッシュはフェース単体での設計なのに対し、マーベリックはヘッド形状を加味したうえでの設計。

「フルAI設計になったことで、柱の外でも高初速を実現します」(寺門氏)

(上)エネルギーロスを防ぐジェイルブレイク (下)高初速エリアがグンと広がった

フルAI設計になったことで、2本の柱の外側に当たっても、つまり大きく打点ブレしても飛距離を伸ばすことが可能に。

フェース素材は、より軽くて強度・柔軟性ともに高いチタンに一新。AIによる設計、新素材の採用、そして2本の柱(ジェイルブレイク)によって腕前を問わず究極のボールスピードが体験できるというのだ。

Point.1
ヘッド形状もインプット、AIが最適解を生み出した

初速を高める、ルール(CT値)を守る、耐久性を維持、という3つに加え、今回AIにインプットしたのが”ヘッドの形”。これによりボディの特性を生かしたフェースに進化。ヘッドは3タイプあるがフェースはそれぞれ異なるデザインだ。

赤い部分が厚く、青が淡い部分ほど薄い。ヘッド形状に最適なフェースデザイン

Point.2
進化したAIフェースで、2本の柱がさらに生きる

初代エピックから搭載され続けている2本の柱こと「ジェイルブレイクテクノロジー」。インパクト時のクラウンとソールのたわみを最小限に抑えることで、エネルギーロスを最小限に。結果、フェースのたわみを最大化し、ボール初速を上げる。

Point.3
強度と柔軟性を高め素材をフェースに採用

6-4チタンからFS2Sスーパーストレングスチタンにフェース素材を変更。強度が高く柔軟性もあるので、初速性能をよりルール上限近くまで引き上げられた。またフラッシュよりも6㌘軽くなり、その分の余剰重量を最適な位置に配分することも可能になった。

スピンを抑えて飛ばしたい人は「サブゼロ」

マーベリック サブゼロ ドライバー

従来シリーズ同様、「サブゼロ」もラインアップ(数量限定)。ジェイルブレイク、新フェース素材の採用などテクノロジーは共通だが、フェースデザインはヘッド形状にAIがカスタマイズ。フェース近くと後方にそれぞれウェートを装着することで「低重心&浅重心」を実現。圧倒的な低スピン弾道で飛ばせる。

低重心、浅重心実現のためスタンダードとは異なる形状に

多くのプロが好む引き締まったヘッド形状

石川遼がマーベリックを試打
ヒールに当てても300㍎超え

ヒールに当たっても芯と変わらない打感

2019年シーズンは男女ツアーのほぼ全試合で使用率ナンバー1になったキャロウェイのドライバー。それだけにプロたちのマーベリックへの関心はすこぶる高い。

いち早く試打した石川遼は、その性能に驚きを隠さない。

石川 真ん中で飛ぶのはもちろん、相当なヒールで打っても300㍎を超えた。試合で安全に行きたいときはフェードを打ちたいんですが、そんなとき、このヒールヒットは安全だし飛ぶ! 絶対に試合で武器になります。それに打感も芯で打ったのと変わらず凄くいい。アマチュアの人にもぜひ試してほしいですね。

石川遼の300㍎ショット

石川 エピックフラッシュだって相当飛ぶのに、完全に底上げされてかなり上を行く感じ。ミスがミスじゃない感じになった。柱の内とか外とかまったく関係ないですね。

月刊GD2020年3月号より