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【秋吉翔太】低スピンのドライバーとスプーンでフェアウェイキープ。つかまったフェードでツアー3勝目を狙います!

2020年シーズンの課題は「ショットの精度を上げること」と話す秋吉翔太のクラブセッティングを覗いてみた。

あきよししょうた/1990年生まれ熊本県出身。2018年のダンロップ福島オープンでツアー初優勝を果たす。昨年は賞金ランク26位と、実力を出し切れなかった。今シーズンは2年ぶりの優勝を誓う

ドライバーの精度アップがテーマ
選んだのはスリクソンZ785

昨年のスタッツを見るとフェアウェイキープ率は57%にとどまり不本意な数字。アイアンショットが武器なだけに、ティショットの安定性に重きを置き、このオフを過ごしている。

「叩きにいくと、球が吹き上がってしまう悩みを持っていました。だから、ドライバーには『叩いても吹き上がらない』ことを一番に求めます」

「今使っているドライバーは強く叩いても吹き上がらずに飛んでくれます。それと大事にしているのは『左が怖くない』こと。アドレス段階で左を向いているクラブは使えません。自分の持ち球はフェードなので、左にしっかり振り抜けるクラブが好みです」

ティショットの武器
260㍎飛ぶスリクソンの3W

ドライバーと並んで、今シーズンの鍵を握りそうなのが3番ウッドだ。パー4のティショットでも使うことが多く、メジャーなどの厳しいセッティングでは大いに武器になると分析する。

3番ウッドはティショットでも使用。飛距離と操作性の高さを重視して選んだ

「フェアウェイウッドは弾道の高さが重要です。3番ウッドよりも下をアイアン系にしているのは、どうしてもウッドタイプだと吹き上がってしまうから。この3番ウッドもドライバーと同じでまったく吹き上がらずに思い通りの弾道が出てくれます」

弱点を克服し、3勝目を狙う。

高さが出てグリーンが狙える
スリクソンのアイアン型ユーティリティ

60度ウェッジでグリーン周り攻略
クリーブランドRTX4

直進性能が強く
オートマチックに打てる
角マレットEXO SEVEN

パッティングはできるだけ手の感覚を消してストロークしたい。慣性モーメントが大きいヘッドでシンプルに打つ

低スピンのドライバーとスプーンで
フェアウェイキープ

PHOTO/Tadashi Anezaki

週刊ゴルフダイジェスト2020年3月3日号より