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【出水田大二郎】アイアンは2番から。パワーヒッタークラブセッティングで2勝目を狙います!

183㌢、90㌔の体躯、平均飛距離は300㍎。男子ツアーで期待される若手。出水田大二郎。2020年の初戦となったシンガポールオープンは18位タイとし、まずまずのスタートを切った。2勝目を狙う最新のクラブセッティングを覗いた。

いずみだだいじろう/1993年生まれ鹿児島県出身。2018年のKBCオーガスタでツアー初優勝を果たす。2020年は2年ぶりの優勝を目指している

シャフトを替えてつかまり向上
スリクソンZ U45

昨年は1年を通して予選落ちも多く、不本意なシーズンだった。そんな出水田の14本の構成は、いかにもロングヒッターといった印象。目を引くのは、3番ウッドの下にアイアン型のユーティリティを入れている点だ。

「以前はウッド型のユーティリティを入れていましたが、アイアン型のほうが使い勝手がよかったので替えました。狭いホールのティショットで使うこともありますし、いろんなライからでもコントロールしやすく、活躍の場がウッド型よりも多かった。基本的には右のミスが嫌なので、つかまりのいいシャフトを入れたら、よりコントロール性が高くなりました」

出水田に期待されるのはツアー2勝目。もちろん本人もまずはそこを目標にしているが、自身のゴルフをワンランク上げるためにシャフトを替えたという。さらに、課題のひとつであるショートゲーム
の強化も行った。

「昨年はパットも含めて安定性に欠けていたので、1年を通してコンスタントに成績が残せるように
弱点を補強しました」

充実のオフシーズンを過ごした出水田の活躍に注目したい。

思ったとおりの弾道が打てる
スリクソンZ785

ドライバーはオーソドックスな見た目で構えやすい。飛距離性能が高く、打音と打感も気に入っている

ライを選ばず振り抜ける3W

6番アイアンからは操作性を追求

グリーン周りを強化する2本のウェッジ

クリーブランドRTX3の52度、58度

2アイアンから組むのは
パワーヒッターならでは

PHOTO/Hiroaki Arihara

週刊ゴルフダイジェスト2020年3月17日号より