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【プロスペック】「カーボンフェースで球の食いつきが良くなった!」250Y女子・山路晶の14本

プロの14本のクラブセッティングと、それらのクラブを選んだプロのこだわりを紹介する連載「プロスペック」。今回は、注目の飛ばし屋・山路晶のセッティングに注目。

PHOTO/JGMA(クラブ)、Tadashi Anezaki、Hiroyuki Okazawa THANKS/ダイキンオーキッドレディス

山路晶
やまじあきら。1998年生まれ。宮城県出身。東北高校を経て、2020年プロ入り。水泳・テニスで鍛えた身体能力を生かした長打が魅力。昨年5月リゾートトラスト2日目に1ラウンド2度のホールインワン達成

初シード組のひとりとしてツアー出場中の山路晶は250ヤードを超すドライバーショットが魅力の選手。開幕戦初日はテーラーメイド『ステルス』のロフト8度のドライバーで臨んだが、弾道を少し上げようと、2日目からロフトを9.4度に調整した『ステルスプラス』にスイッチしたという。山路のクラブについてテーラーメイドのツアー担当・鵜野さんに聞いた。

「ドライバーがカーボンフェースに替わったことで、本人は『球の食いつきがよくなり、TP5のボールと合わせると弾きが増す感じがする』と話しています。春用としてベンタスブルーのシャフトで調整していましたが、しなりを感じすぎたようで、ベンタスTRを試すと、『振り心地が最高』と、これに決定。3Wもドライバー同様『ステルスプラス』。前作の『SIM2』に比べてとても打ちやすく、気に入っている様子です」

アイアンはハーフキャビティの『P・7MC』。

「ヘッドスピードが速いので、飛び系や中空では飛びすぎて距離が合わず、飛距離コントロール優先での選択です。2020年10月の富士通レディースから使っています。打感が軟らかく、スピンが入るTP5との相性も良いようです」

パターは女子プロに人気のトラスのTB1。トウとヒールのウェート配分が特徴的だ。

「もともとクランクネックが好きで、トラスはブレに強いことで選びました。トウウェート17グラム、ヒールは2.5グラム。これは調整しながら行きついた、まさに山路スペックですね。しばらくはこのまま使用します」

飛ばし屋らしいロフト8度の『ステルス』で開幕戦初日を迎えたが、2日目からは9.4度の『ステルスプラス』にスイッチ。開幕戦前日に撮影したため、左の写真は『ステルス』

『P・790』を使ったこともあるが、寛容性と距離の安定を重視して『P・7MC』を愛用。女子プロでは減ってきた5番アイアンから入るセッティング

山路晶の14本セッティング

週刊ゴルフダイジェスト2022年4月12日号より

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