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52試合で24勝! 稲見&古江が使用する「ツアーB」ボールが女子ツアーで“圧勝”したワケ

キャディバッグの中の14本以上にプレーに影響を与えるのがボールだ。2020-21シーズンの女子ツアーでは、総勢8人のプロがツアーBシリーズで優勝を挙げ、トータル24勝。勝率46%という驚異的な数字を叩き出した。

PHOTO/Hiroaki Arihara、Tadashi Anezaki、Shinji Osawa

2022年はどれだけ勝つ?

全52試合のうち24勝を挙げたブリヂストンのツアーボールユーザー。賞金女王を争った稲見萌寧と古江彩佳はともに「ツアーB XS」。大里桃子と渡邉彩香も「XS」愛用者だ。

「他社も含めて全ツアーボールを打ち比べて、一番良かったのが『ツアーB XS』でした。ショットは球がねじれず素直な弾道で飛ぶ。グリーン上ではロングパットの距離感が自分のイメージにすごく合います」と稲見。スコアを後押ししたのがわかる。

稲見萌寧

【シーズン9勝】

稲見は、すべてのメーカーのツアーボールをテストしたなかから「ツアーB XS」を選んでシーズンに臨み、9勝を挙げた。「ドライバーをはじめ、ショットがねじれずに飛んで、ロングパットの距離感が自分のイメージとぴったり合うんです」

古江彩佳

【シーズン6勝】

「勝負どころのショートゲームで思いどおりにコントロールできる点が一番気に入っています。ユーティリティやアイアンが高く上がってスピンもかかるので攻めやすいです」。古江はツアーB XSで米ツアーのQシリーズも7位で突破」

優勝者のなかで「ツアーB X」愛用者は4人。3勝の原英莉花、2勝の吉田優利、プロ7年目で初優勝を挙げた堀琴音、最終戦で初優勝した三ヶ島かな。

「風が強い宮崎CCで勝てた要因のひとつがこのボールです。やっぱり風に負けずに飛んでくれるのが心強かった」とは三ヶ島。

男子のツアーBユーザーの優勝は2勝の木下稜介、同じく2勝で最優秀新人賞の金谷拓実。堀川未来夢と比嘉一貴が1勝、4人とも「ツアーB X」。海外では復活を目指すタイガー(XS)と2020年全米オープン優勝のB・デシャンボー(X)が愛用。ブリヂストンのツアーボールのモデルサイクルは2年。順当なら2022年にニューボールが登場。何勝するのか楽しみだ。

ブリヂストン
ツアーB X / ツアーB XS

週刊ゴルフダイジェスト1月11・18日合併号より