【安田祐香】ひとつでも多くのバーディを取れるよう、ウェッジは4本。プロの試合で通用するセッティングにチェンジ
アマ時代に輝かしい戦績を上げ、昨年11月、鳴り物入りでプロ入りした安田祐香。今回紹介するのは彼女のこだわりセッティングだ。
注目ルーキーが
シード獲得をめざす!
開幕までの期間、安田はプロの試合で通用するクラブセッティングについて考えたという。
「オフの間にドライバーをテストしました。とにかく曲がらなくて、タテもヨコも安定した飛距離と方向性を得られるゼクシオイレブンにしました。アマチュアのときは、パー5の第2打をレイアップして、3打目でパーオンを確実に狙っていくプレースタイルでしたが、これからは2オンも狙っていく積極的なプレーをしたいと思っています。そのため、ドライバーも3Wもやさしく飛ばせるゼクシオイレブンを選びました」
6Iのショートスウィングでゴルフを始めた坂田塾出身者らしく、得意なのはアイアン、とくに100㍎以下のピンをデッドに狙うクラブで勝負したいという。
「好きなのは9I以下のクラブです。バーディをたくさん取るには、ウェッジで狙うショットの正確性がいちばん重要だと考えています。そのため、ウェッジは4本入れています」
今シーズンの目標は、「絶対に3パットしない!」と色紙に書いた安田。年々、“バーディ合戦”化が進む女子プロの世界で、どれくらい攻撃的なゴルフを見せてくれるか、注目が集まるところだ。
FWは1本だけ
5Uはアイアンタイプ
打感がよく
飛距離も出る
入れる安田が選んだ理由
キャリー115Y以内を
狙うための4本
縦のラインくっきり
ウッドは2本だけで
ウェッジが4本
週刊ゴルフダイジェスト2020年7月14日号より