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稲見、古江、小祝、西村。女子ツアーを彩った4人の最新クラブセッティング

今季9勝の稲見萌寧、6勝の古江彩佳、5勝の小祝さくら、4勝の西村優菜。女子ツアーを大いに盛り上げた4人の最新クラブセッティングをのぞき見!

PHOTO/Hiroyuki Okazawa、Tadashi Anezaki、Shinji Osawa、Hiroshi Yatabe、Hiroaki Arihara

稲見萌寧
“三角パター”が女子ツアーを席巻

テーラーメイド「トラスTB1 トラス ヒール」

平均パット数が46位から2位に
ホーゼル部に三角形の「トラス構造」を採用し、直進性が高くミスにも強い。19年の稲見の平均パット数は46位だったが、昨秋からこのパターを使用し始めたことで今季2位とパッティングが劇的に向上した。

キャロウェイ「マーベリック サブゼロ」

ドライバーは20年モデルの「マーベリック サブゼロ」を使用。「構えたときにしっくりくるから迷わずに振り切れる」(稲見)。ミスヒットしても飛距離が落ちないという。シャフトは特注のピンクの「ジ・アッタス」

稲見萌寧の14本セッティング

●1W/キャロウェイ マーベリック サブゼロ(10.5度) ●3W/スリクソン ZX FW(15度) ●3・4・5UT/スリクソン ZX HY(19・22・25度) ●5I~PW/テーラーメイド P770 ●ウェッジ/ボーケイ・デザイン SM8(52・58度) ●パター/テーラーメイド トラスTB1 トラスヒール ●ボール/ブリヂストン ツアーB XS

クラブを替えるたびにパーオン率が上がっていった
アイアンを替えた成果か、21年開幕から好調が続き、20年リコーカップ終了時点で8位だったパーオン率は、五輪前までには高橋彩華に次ぐ2位に浮上。さらに、五輪からUTを替え、優勝した日本女子プロ選手権後には、ついにパーオン率1位に。クラブは新しいものにすぐに替えるタイプではないというが、いいと思ったものはすぐに取り入れるスタイルで、試合を追うごとに正確性が増していった。

【2020年のセッティング】
●3・5W/ブリヂストン ツアーB JGR(15・18度) ●4・5UT/ブリヂストン ツアーBJGR HY(22・26度) ●5I/ブリヂストン ツアーB XCBP ●6I~PW/ブリヂストン ツアーB X-CB ●ウェッジ/ボーケイ・デザイン SM7(52・58度)

【2021年前半のセッティング】
●3・5W/スリクソン ZX FW(15・18度) ●5I~PW/テーラーメイド P770 ●ウェッジ/ボーケイ・デザイン SM8(52・58度)

古江彩佳
1Wチェンジ後10戦中7度のトップ10

ブリヂストン「B1」

秋から最新モデル「B1」にスイッチして3勝
アマチュア優勝した19年にも使用していた「XD-3」を使い続けていたが、海外遠征中に「思うような球が出なくなった」ということから9月後半から新モデルの「B1」にチェンジ。さらにソールに鉛を貼ったことでショットが安定するようになったという。

テーラーメイド「スパイダーX チョークホワイト」

20年東海クラシックからオデッセイ「ストロークラボTEN ショートサイトライン」に変更し、すぐさま優勝。昨年は3勝を挙げるも21年は秋まで未勝利。ところが富士通レディースでパターを「スパイダーX」に替え、そこから3勝を含む、すべての試合でトップ5入り

古江彩佳の14本セッティング

●1W/ブリヂストン B1(10.5度) ●3・7W/ブリヂストン ツアーB JGR(15・21度) ●4UT/ブリヂストン ツアーB JGR (22度) ●6UT/テーラーメイド SIM2 MAX(28度) ●6I~PW/ブリヂストン ツアーB X-CB ●ウェッジ/ブリヂストン ツアーB BRMウェッジ(50・54・58度) ●パター/テーラーメイド スパイダーX チョークホワイト ●ボール/ブリヂストン ツアーB XS

小祝さくら
パターを替えて8月に2勝

ワールドクラフトデザイン プロトタイプ

夏から地元北海道の削り出しパターに
7月のニッポンハムレディスで地元北海道の金属加工メーカー社長が小祝を観察して作製したというこだわりの1本。五輪期間中に北海道に帰省した際に手渡された。「前に伸びる感じがあって、ロングパットも距離が合う」(小祝)と、すぐさま使用し2連勝

スリクソン「ZX5」

20年は19年と同じ「Z785」を使用していたが、21年に入り、松山英樹もマスターズで使用したスリクソン「ZX5」にチェンジ。21年開幕戦で早速優勝を飾ると、3戦目でも優勝を果たし賞金争いを牽引した

小祝さくらの14本セッティング

●1W/スリクソンZX5(9.5度) ●3W/スリクソンZX5(15度) ●3・4UT/スリクソンZ H85(19・22度) ●5I~PW/スリクソンZ585 ●ウェッジ/クリーブランド RTX3(48・50・58度) ●パター/ワールドクラフトデザイン プロトタイプ ●ボール/スリクソン ZスターXV

西村優菜
ウッド6本態勢で飛距離のハンディを補う

キャロウェイ「EPIC SPEED」

1W、3W、5Wを「EPIC SPEED」にチェンジ
21年からドライバーと3W、5Wを「EPIC SPEED」に変更。7W、9W、UTは20年と同じモデルを使用している。サロンパスカップでは4日間を通じて60台を記録する安定感を発揮し、最終日に逆転してメジャー初勝利を飾った。パターは今年からオデッセイ「ホワイトホット OG #7S」を使用している

西村優菜の14本セッティング

●1W/キャロウェイEPIC SPEED(10.5度) ●3・5W/キャロウェイEPICSPEED FW(15・18度) ●7・9W/キャロウェイGREAT BIG BERTHA FW(21・24度) ●6UT/キャロウェイ GBB EPIC STAR UT(26度) ●6I~PW キャロウェイ X FORGED ●ウェッジ/キャロウェイJAWSウェッジ(50・58度) ●パター/オデッセイ ホワイト ホットOG♯7S ●ボール/クロムソフトX

以前はキャロウェイ「Xフォージド」アイアン(左写真)を使っていたが、9月からその後継となる最新「XフォージドSTAR」に変更し、東海クラシックから連続優勝。「楽に高さが出てボールのつかまりがよく、向かい風でも強い球が打てます」(西村)

週刊ゴルフダイジェスト2021年12月7日号より

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