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【ギア特捜部】「44.5インチなのに飛ぶ」は本当か!? プロギアの新ドライバー「egg44」を検証した

44.5インチなのに飛ぶというプロギアの最新ドライバー「egg(エッグ)44」。芯に当たりやすくなるのは予想できるが、短くなった分のヘッドスピードの落ち込みはどう解消するのか。その疑問を解くカギは、ヘッドの“重さ”とフェースの“弾き”にあった。

PHOTO/Hiroaki Arihara THANKS/霞南GC

試打/合田洋

94年の日本プロでバンカーからパターで寄せ優勝につなげた一打は今も語り草。東京・八丁堀の「Gスタジオ」でレッスンを展開

208gのヘッドが重く強い球を生む

44.5インチでも飛ぶ工夫が、“重いヘッド”。200gを超えれば重めのヘッドとされるなか、「egg44」は208g。これはメーカー史上最重量だという。

クラブ設計家の松尾好員氏は、重いヘッドによるボール初速アップの効果を認めつつ、「重さを生かすには、ある程度ヘッドスピードも必要。それがあれば飛距離と方向性の恩恵が受けられる」と見る。eggといえばヘッドスピードがあまり速くない人向けの印象もあるだけに、気になるポイントだ。

試打をした合田洋プロは、この点をどう感じたのか。

「たしかにヘッドの重さを感じますよ。でもヘッドスピードが落ちる感じはなく、逆に短いぶんシャープに振り切れる。シャフトのフレックスを選べば、ヘッドスピードに関係なく結果が出るでしょう。思いヘッドが走ることに加え、フェースの強い弾きも相まって、短いクラブとは思えない飛びです」

最大飛距離も通常の長さのドライバーと遜色ない結果に。

「短くても芯に当たりやすい。芯に当たればヘッドがブレないからどんどん振れる。飛びの好循環が生まれますね」

短いクラブは飛ばない。この先入観は一度疑ってみる必要がありそうだ。

45.75インチの「RS+」と打ち比べ

45.75インチのプロギア「RS+」と比較。飛距離計測には、ガーミンの話題の弾道測定器「Approach R10」を使用

45.75インチとの差は
たったの1Y!

「RS+」と「egg44」をヘッドスピード42m/s前後で10球ずつ試打。最長飛距離は「RS+」の267Yだったが、「egg44」も266Yとその差はわずか1Y。「飛距離差が小さいことにも驚いたけれど、『egg44』の安定感は凄い。平均的にまっすぐ飛ばせるのは実戦で強みになる」(合田)

【ココがいい! 1】
ヘッドの重さがボールに乗る

重くても全長が短いから振り切れ、ヘッドの質量がボールに伝わり強弾道に。ヘッドが重いとシャフトに負荷がかかるけれど、変にねじれないのも好結果を生む。

【ココがいい! 2】
操作できる球持ちの良さ

ヘッドの弾きは強いのに、フェースに乗って押し込める感じもある。上級者でも扱いやすいはず。“球持ち”がよく、バルジ(フェース左右の丸み)が強いので、球筋のコントロールもしやすい。

【ココがいい! 3】
構えやすいフェース位置

ヘッドは大きいけれど、ヘッドに対するフェース位置が絶妙でとても構えやすい。9.5度はきっちりスクエア、10.5度はややつかまり感のある顔。

<検証結果>
短いから振り切れる。
そこにヘッドの重さ
フェースの反発が加わるから飛ぶ!

月刊ゴルフダイジェスト2021年12月号より