【プロスペック】「武器は小5から使い続けるパター」平均パット2位・大岩龍一の14本

プロスペック

2021.10.20

KEYWORD G425 パターピン大岩龍一男子プロ

プロの14本のクラブセッティングと、それらのクラブを選んだプロのこだわりを紹介する連載「プロスペック」。今回は、今季好調をキープしている期待の若手、大岩龍一のセッティングに注目。

PHOTO／Hiroyuki Okazawa

大岩龍一

おおいわりゅういち。1997年生まれ千葉県出身。182㎝と恵まれた体格から繰り出される切れ味鋭いショットが持ち味。今季はベスト10フィニッシュが5回と好調をキープしている

今シーズン、ツアーの上位に幾度となく顔を出し、いつ優勝してもおかしくない活躍を見せている大岩龍一。次世代の男子ツアーを背負う一人として期待されているが、持ち味はショット力の高さとパッティング。彼のプレースタイルを支える14本のこだわりをクラブ担当者に聞いた。

「大岩選手が14本の中で最も長く、そして信頼して使っているのはパターです。小学5年の時にご家族に買ってもらったそうで、たまに微調整はしますが、基本はスタンダードのまま使っています」

パターに限らず自身がいいと思ったものはなかなか替えない性格のようだが、ただ頑なに替えないわけではなく、新しいものを試しながら、よりベストな選択をしているだけだという。

「ドライバーはずっとエースがG400だったんですけど、G425を試しながら、今年に入る頃にはシフトしていました。基本的に操作性の高いモデルが好みで、その点でG400はマッチしていたんだと思います。それが徐々に使い慣れたことで、今はG425のほうが飛距離も出ているように思います」

大岩が嫌がるミスは右に滑る球らしく、その点で、ある程度のスピン量とつかまる感覚がほしいようだ。