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【プロスペック】「ピン型以外は考えられない」パット名手・時松隆光の14本

プロの14本のクラブセッティングと、それらのクラブを選んだプロのこだわりを紹介する連載「プロスペック」。今回は選手会長・時松隆光のセッティングに注目。

PHOTO/Hiroyuki Okazawa

時松隆光

ときまつりゅうこう。1993年生まれ、福岡県出身。ツアー通算3勝。今シーズンは選手会長として多方面で活躍しながらプレーヤーとしても奮闘。正確性の高いショットが持ち味

20-21年シーズンは優勝こそないものの、2位が2回に3位が1回と安定した成績を残している時松隆光。ベースボールグリップで握る独特なスウィングや、勝負強いパッティングに注目が集まるが、クラブについてはどんなこだわりを持っているのか。

「14本の中で一番長く使っているのはパターで、4~5年ほど使っています。ピンタイプ以外を使うことはよっぽどのことがない限りありません。それから5番ウッドも4年くらい使っています。使い慣れている安心感がありますし、とにかく顔が好きなんです」

頻繁にクラブを替えるタイプではない時松だが、ドライバーと3番ウッドは今年に入ってから使用、アイアンに関しては今まさにテスト中だという。

「まだエースを決めきれていませんが、セミキャビティとマッスルバックの2タイプで悩んでいます。(セミキャビの)『921』は、ドライバー同様、球を押し込んでいける感覚があります。少しグースが入っている顔も好きですね」

2018年以来優勝から遠ざかっている時松。信頼できる新たな武器を手に4勝目を狙う。

ドライバーと3番ウッドは今年に入ってから使用。ドライバーはミズノらしい引き締まった打音で、強く押し込める感覚がある

テスト中のアイアン「JPX 921ツアー」。ドライバー同様、ボールを押し込んでいける点が好感触

ウェッジも新モデルをテストしたが、自身の感覚とマッチしている「S18」を引き続き使用

時松隆光の14本

週刊ゴルフダイジェスト2021年10月26日号より