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ヘッドはそのまま、シャフトを46.5インチに! 飛距離を求める小鯛竜也の14本

プロの14本のクラブセッティングと、それらのクラブを選んだプロのこだわりを紹介する連載「プロスペック」。今回は、ツアー2勝目を狙う中堅・小鯛竜也のセッティングに注目。

小鯛竜也
こだいたつや。1990年生まれ。大阪府出身。2017年のマイナビABCチャンピオンシップでツアー初優勝を飾る。今季はなんとしても2勝目を手にしたい意気込んでいる

小鯛竜也といえば小気味のいいスウィングと思い切りのいいプレースタイルが持ち味。そんな小鯛が取り組む課題のひとつに飛距離アップがある。

「やっぱり飛距離は欲しいですね。ただ、スウィングを大きく変えたり、パンプアップしてそこを目指すというよりは、自分の中で気持ちよく振れることを大事にしています。クラブに関しては、ドライバーは去年のモデルでシャフトの長さを46.5インチにしています。シャフトも長らく使っていたディアマナからベンタスのブラックにして、より強い球を目指しました。新しいモデルのヘッドも試したんですが、替えない選択をしました」

小鯛は仮に飛距離が出る振り方やクラブが存在しても、自分の中に違和感があるとそれは長続きしないと話す。クラブを長くしても、ヘッドはそのままにしているあたりは、できるだけ自分が持ついい感覚を持続させたいという意図が感じられる。また3番ウッドに関しては、新しいタイプを使用しているが、長く使っていたテーラーメイドのM2と同じ感覚で振れるというのが替えた理由。

自身の譲れないこだわりを貫きとおした先には、必ずツアー2勝目が待っている。

長く使用していたM2と同じフィーリングで打てるという理由で新しくバッグに入れた3番ウッド。もともとボールが上がりやすいという小鯛はロフトの立った13.5度をチョイス。単に飛ぶだけでなく縦の距離を合わせることもできる

昨年の末から使用し始めた新しいモデル。ややヘッドが小ぶりになったことで操作性が高くなり、また球も上がりやすくなったと言う。打感やロフトは以前と変わらずで、小鯛が大事にしているフィーリングを持続できている

以前使用していた58度から、59度へ変更。フルショット時の飛距離は確保しつつも、グリーン周りではふわりと上げるボールも打ちたいという。アプローチのバリエーションもかなり広がったそう

小鯛竜也の14本
1W ミズノ ST200X(10.5度)/ベンタス ブラック・6X/300Y
3W テーラーメイド SIM2(13.5度)/ベンタス ブルー・7X/275Y
2UT テーラーメイド SIM2 レスキュー(17度)/PLOJECT X ハザーダス 85・6.5/260Y
3UT ミズノプロ FLI-HI(19度)/PLOJECT X ハザーダス 85・6.5/245Y
4I ミズノ JPX921ツアー(24度)/プロジェクトX・6.5/225Y
5I ミズノ JPX921ツアー(27度)/プロジェクトX・6.5/210Y
6I ミズノ JPX921ツアー(30度)/プロジェクトX・6.5/195Y
7I ミズノ JPX921ツアー(34度)/プロジェクトX・6.5/180Y
8I ミズノ JPX921ツアー(38度)/プロジェクトX・6.5/165Y
9I ミズノ JPX921ツアー(42度)/プロジェクトX・6.5/155Y
PW ミズノ JPX921ツアー(46度)/プロジェクトX・6.5/140Y
AW ミズノ T7 (52度)/プロジェクトX・6.5/125Y
SW ミズノ T20(59度)/プロジェクトX・6.5/90Y
PT オデッセイ VERSA Vライン CS
BALL タイトリスト プロV1 イエロー

週刊ゴルフダイジェスト2021年6月1日号より