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【ギア選びのウソホント】Vol.253「鉛チューンはパターから始めよう」

「キング・オブ・試打」としてお馴染みの堀越良和プロが、長年の知見から、ギア選びの際に重視すべきポイントや注意点をわかりやすく解説!

>>前回のお話はこちら

  • 「キング・オブ・試打」としてお馴染みの堀越良和プロが、長年の知見から、ギア選びの際に重視すべきポイントや注意点をわかりやすく解説! >>前回のお話はこちら 今週からはテーマを変え、「クラブいじり」について解説していきます。クラブいじりとは、言うなれば、自分流のカスタマイズです。私が若かった頃は、クラブいじりは誰もがしているも……

最も手軽な「クラブいじり」、それがクラブのヘッドやシャフトに鉛を貼るカスタマイズです。そして最初におすすめしたいのがパターです。では、どうすればいいか? 

鉛の場合、トウやヒールに貼ればいいと考えると思いますが、初めにトウからヒールまで全面に鉛を貼ってください。そしてボールを打ちながら、少しずつ鉛を剥がしていきます。大まかにトウ、センター、ヒールの3カ所を剥がすといいです。トウを剥がすと、どんなボールが出るのか? 

今度はトウを貼り直し、センターを剥がします。ボールの転がりはどうか? 最後はセンターを貼り直し、ヒールを剥がして打ってみます。この3カ所でどの鉛の位置がいいのか? 探ってみてください。出球や転がりを見ながら鉛の位置を変えていくと自分はヒール寄りの打点がよさそうとか、トウ寄りの打点のほうが打ちやすいみたいに自分のパッティングのクセがわかってきます。これは鉛を貼ることでフェースの開閉(トウフロー)が変わるからです。

基本的に鉛はソール側か、バックフェース側に貼ります。重さの決まりはありませんが、パットは小さい動きですからドライバーより重い鉛を使えます。

堀越良和

ほりこしよしかず。週刊ゴルフダイジェストで試打レビューを続けて約四半世紀の「キング・オブ・試打」

週刊ゴルフダイジェスト2025年10月28日号より