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【ギア選びのウソホント】Vol.228 アイアンの打点を安定させるには?

「キング・オブ・試打」としてお馴染みの堀越良和プロが、長年の知見から、ギア選びの際に重視すべきポイントや注意点をわかりやすく解説!

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  • 「キング・オブ・試打」としてお馴染みの堀越良和プロが、長年の知見から、ギア選びの際に重視すべきポイントや注意点をわかりやすく解説! >>前回のお話はこちら クラブのカチャカチャ機能を活用する一番の目的は「打点を安定させる」こと。「安定」とはどういう意味かを改めて説明すると、打点を芯、スイートエリアに近づける、ということになり……

前回までドライバーのカチャカチャで打点を安定させることを説明してきましたが、今回からはアイアンやウェッジなど、他のクラブにおける打点について考えてみましょう。まずはアイアンです。アイアンに関しては、飛べばいいというものではありません。アイアンはグリーンを狙うクラブですから、打点は必ずしも芯でなくていいのです。トウやヒール寄りの打点で打つプロがいますが、イメージした球筋が打てるのなら何の問題もないからです。では、アマチュアはどうか? 

アマチュアは打点がバラバラなケースが多いですから、打点を安定させる必要があります。これはスウィングの影響ともいえますが、クラブが原因である可能性もあります。そんなときはソールの傷を見てください。トウ側につく、ヒール側につくに大別できますが、傷のつき方によってライ角を見直すといいです。トウ側に傷があるならアップライトに、ヒール側ならフラットにします。これだけで打点は安定してくるはずです。アイアンの場合、ライ角の影響が大きいですが、シャフトの長さや重さが関係している場合もあります。ちなみにアイアンのライ角は、クラブ工房に持っていけば1~2度程度なら簡単に調整できます。

堀越良和

ほりこしよしかず。週刊ゴルフダイジェストで試打レビューを続けて約四半世紀の「キング・オブ・試打」

週刊ゴルフダイジェスト2025年4月22日号より