【気になる探検隊】練習場で“傾斜地”を疑似体験! 本番力が磨ける「マナディスク」

新しモノ好きの記者が、気になった商品を実際に購入して試してみる「気になる探検隊」。今回は、練習場で「傾斜地」の練習ができるアイテムをお試し!

練習場で打つときはナイスショットを連発できるのに、いざラウンドに行くと、とたんにショットが安定しなくなる。いろんな要因が考えられるが、大きな要因のひとつが傾斜。練習場は真っ平らだが、コースでは、平らなところから打てる状況はむしろ少ないだろう。
そこで今回購入してみたのが、中井学プロがプロデュースする「マナディスク」だ。このディスクを使うことでさまざまな傾斜を想定した練習が可能になるという。
右足でディスクを踏めば左足下がり、左足でディスクを踏めば左足上がりの傾斜を再現できる。また両足のつま先側にディスクを置くとつま先上がり、かかと側に置くとつま先下がりの状況と同じになる。さらに、これらを組み合わせると、「左足下がりのつま先下がり」といった複合傾斜まで再現できる。
もちろん実際には、足元だけでなくボールのある位置も同じように傾斜していることが多く、そこまで再現するには特殊なマットが必要だが、このディスクだけでも、体重の掛け方やバランスの取り方など、傾斜地でクラブを振るという動作に慣れることができる。1回1回ディスクの置き方を変えて打つと、より実戦的だ。
練習場で本番力を磨くのにうってつけの練習器具。アップダウンの多いコースが苦手な人は、とくに試す価値がありそうだ。

マナディスク
参考購入価格/3960円
ラウンドでの傾斜を想定した練習だけでなく、さまざまなスウィングの悪癖を修正するうえでも効果的
週刊ゴルフダイジェスト2024年2月25日・3月4日合併号より