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入れるのは恥ずかしい? でも入れないともっと恥ずかしい?? グリーン周りの救世主「チッパー」【明日使えるゴルフ用語】

普段当たり前のように使っているゴルフ用語だが、その成り立ちや意味を問われたときに、正しく返せるだろうか? ここではラウンド中の会話やゴルフ仲間とのやりとりで使える、ゴルフ用語にまつわるうんちくを紹介する。


チッパー【Chipper】


多くのゴルファーのクラブセッティングは、「ドライバー」の下に「フェアウェイウッド」や「ユーティリティ」が数本あり、「アイアン」「ウェッジ」「パター」という構成になっている。しかしこれ以外にもうひとつ、「チッパー」(Chipper)と呼ばれるジャンルのクラブを入れている人もいる。

チッパーは「ジガー」(Jigger)と呼ばれることもあるが、シャフトの長さはパター~ウェッジぐらいの短さで、ロフトは35~45度程度。ロフトの立ったウェッジというイメージだが、ソールはウッドのように分厚く、地面に刺さりづらくなっている。ライ角もウェッジよりアップライトになっており、パターのような感覚で振ることができる。

なんでもない花道からアプローチでよくザックリしてしまうという人は、ヘッドが上から入ってリーディングエッジが地面に突き刺さるパターンが多いが、チッパーなら、自然とパターのようなストロークとなり、ソールを滑らせながらヒットしやすくなる。ロフトも十分にあるため、グリーン周りのアプローチが格段にやさしくなる代物だ。

こんなにいいことづくめのクラブなら使わない手はないが、そのずんぐりむっくりした形状から、バッグに入れるのをためらう人も多い。アプローチが苦手です、と公言しているようなものなので、入れるのが恥ずかしいと感じる人も多いようだ。

とはいえ、カッコいいシャープな形状のウェッジを使って、グリーン周りでザックリを連発するぐらいなら、チッパーでさらっと寄せて難なく1パットで沈めるほうがはるかにカッコいい。

14本のセッティングの中であまり使っていないクラブがある人は、ぜひその代わりにチッパーを入れてみてはいかがだろうか。

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