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「FP値」が大きい・小さいってどういうこと? 球が左右に散らばる人は覚えておこう【明日使えるゴルフ用語】

普段当たり前のように使っているゴルフ用語だが、その成り立ちや意味を問われたときに、正しく返せるだろうか? ここではラウンド中の会話やゴルフ仲間とのやりとりで使える、ゴルフ用語にまつわるうんちくを紹介する。


フェースプログレッション


ゴルフクラブのカタログには、製品の性能に関する様々な数値が載っている。その中で、シャフトの中心線を基準に、リーディングエッジがどのくらい左右にずれているかを示す数値が「フェースプログレッション」である。その頭文字をとって「FP値」とも呼ばれる。

構えたときに、リーディングエッジ(フェースの左端のライン)がシャフト軸線よりも左にある度合いが大きいほど、FP値は大きくなる。

FP値が大きいヘッドは「ストレートネック」、FP値が小さいヘッドは「グースネック」と呼ばれ、アイアンではFP値が0~6mm程度が一般的。

FP値が小さなグースネックのヘッドは、重心が深い位置に来るため、重心角度が大きくなる。重心角度が大きいほど、ヘッドが返りやすいので、つかまった球が打ちやすい。インパクトでフェースが開いたまま当たりやすく、球が右に出やすい人は、FP値の小さなグースネックタイプにすると、真っすぐ飛ばしやすくなる。

反対に、FP値が大きなストレートネックのヘッドは、重心角度が小さいため、ヘッドが自然に返ろうとする動きは小さくなる。ただ、ストレートネックタイプは重心距離が短いコンパクトな形状のものが多いので、フェースの開閉を操作しやすく、球筋を操りたい上級者には扱いやすいといえる。

また、ロフトが立った番手ほど、球がつかまりにくくなるので、同じモデルでも、ロングアイアンほどFP値が小さく(グースネックに)なっているケースが多い。ショートアイアンはつかまるのに、ロングアイアンは右に行きやすいという人は、ロングアイアンだけよりグースネックの強いモデルにしたり、つかまりのいいUTやショートウッドを入れるようにすると、球筋のバラつきが解消される可能性がある。

いずれにせよ、FP値は球のつかまりに大きく関係する部分なので、クラブを選ぶ際にはチェックしてほしいポイントだ。