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渋野日向子も太鼓判! ツアーの要望に応えた新シリーズ「PING2021パター」がお目見え

GDライブラリ
2021.02.22

2月22日、ピンの新製品発表会が行われ、新シリーズ「ピン2021パター」全11モデルが発表された。気になる新パターの情報をお届け!

新シリーズ「ピン2021パター」のコンセプトは、「ツアープロの感性と寛容性」。ツアープロの感性によるフィードバックを受け、プロが求める性能を追求する一方で、ピンが一貫して重視してきた高MOI(慣性モーメント)も実現。プロも認める高いパフォーマンスを持ちながら、アマチュアでも扱いやすい寛容性を併せ持ったニューシリーズが誕生した。

全11モデルラインナップ

渋野のイチオシは『アンサー2』

ブレードタイプの「アンサー型」は4種類がラインナップ。

『アンサー』は丸みを帯びた形状でやさしく包み込む感じが出る。『アンサー2』と『アンサー4』は、『アンサー』に比べてややフェース長が長く、直線的な形状が特徴。クランクネックの『アンサー2』に対し、『アンサー4』はショートネックで操作性が高く、重心がトウ側にあることで引っかけにくい仕様になっている。『クッシン4』は『アンサー4』を後方に長くした大きめのブレードタイプで、座りの良さが抜群にいい。

鈴木愛と渋野日向子はともに『アンサー2』がお気に入り。鈴木は「アンサーシリーズのなかでも顔がシャープで、構えやすく安心感がある。入りそうなイメージが出るモデル」と語り、また渋野は「全英で、同じ形状の『シグマ2』で優勝したので、思い入れがある。自分がしたいストロークをしやすい」と太鼓判を押す。

アマチュアには高MOIモデルがオススメ

またアマチュア向けには「オスロH」や「ハーウッド」などの高慣性モーメントモデルがオススメだという。

『アンサー2』とともに『オスロH』がお気に入りという鈴木は「昨年まで『エコー』というピンクのパターを昨年まで使っていたのですが、『オスロH』はそれに似た顔で安心感がある。『アンサー2』で調子が悪い時は、こういう大きなヘッドのほうが安心できていいですね」。

また「2021」シリーズで最大の慣性モーメントを誇るハーウッドを試打した渋野は「今はアンサー型を使っていますが、『ハーウッド』は重みがあるぶん、緊張しやすい人やパターが苦手な人でも自然なストロークがしやすいと思う。私ももともとは大きいヘッドが好きで、学生時代、マレット型の『オスロ』を使っていました。構えやすく、安心感が高いのでオススメです」。

構えやすく、引きやすい
永野のイチオシは『タイン4』

『タイン』(TYNE)シリーズはツノ型で、慣性モーメントが高いことに加え、ターゲット意識が出しやすく、狙った方向に打ち出しやすいとして、PGAツアーでも人気のタイプ。『タイン4』は『タインC』に比べフェース長が短く、かつショートネックのため、操作性が高いモデル。『タイン4』はセンターシャフトで芯に当てやすく、構えやすい形状となっている。

永野竜太郎によると「ツノ型は向いている方向がわかりやすく、形状的にテークバックも引きやすい。『タイン4』は、この構えやすさと安心感に加えて、コンパクトで操作性が高いので、とても使いやすい」。

価格は3万7400円~(ハーウッドは5万2800円~)。発売日は4月9日。春のシーズンインへ向け、ニューパターの候補にぜひ!

新製品発表会に登壇した渋野日向子(左)、鈴木愛(中)、永野竜太郎(右)