【河本結】ドライバーはローグ、UTはXR2016、アイアンはXフォージド2018モデル。自分色に染まるまで打ち込んだ、こだわりのクラブセッティング
ツアー初優勝のドライバーから旧モデルに戻した河本結。そのクラブ選びからは、柔軟な感性とともに、譲れないこだわりポイントが見えてきた。
「クラブは打ち込むほどに馴染んでくる」が河本結の考え
新しいクラブも積極的に試すが、すぐには変更しないという河本結。
河本 打感はボールで変わってしまうのでこだわっていません。それより出球の見え方ですね。目線に対していつもの7番ならここにいたのに、半個分上だなとか、半個分右だなとか。だからオフの期間にとことん打ち込んで自分色に染めてからでないと使えないんです。
アイアンは「Xフォージドアイアン18」
打ち込んでいるとシャフトのしなり具合も変化して、自分に合ってくるという。
河本 シャフトにも個体差がある。でも打ち込むほどに合ってくると思っています。
飛距離よりも操作性が大事
「ローグドライバー」
3月の「アクサレディスin MIYAZAKI」でツアー初優勝を支えたドライバーは「エピックフラッシュ」。だがその後、以前使用していた「ローグ」に戻した。
河本 ローグのほうが飛ばないけれど、フェースがたわんでボールをグニュッと長く押せる感じが好きです。
持ち球はフェードだが、必要に応じてドロー、弾道の高低も打ち分けるタイプ。
河本 ローグのたわんでボールをため込んでくれる感覚のほうが、私は扱いやすいんです。
カチッと打てるしっかり打感が好み
「トゥーロン ATLANTA」(オデッセイ)
クセのない顔で何でもできる万能ウェッジ
「マックダディ フォージド」
「スピンが利いて、やさしくて。平均的に好まれそうな顔もいい。誰でもおすすめです」
簡単に上がって距離がズレない実戦派UT
XRユーティリティ2016 19、22度
得意なアイアンに近いオフセット形状。「すごく上がるし、スピンも利いてくれます」
得意なアイアンに近いオフセット形状。「すごく上がるし、スピンも利いてくれます」
ウッドは50グラム台、アイアンは80グラム台、UTは70グラム台のシャフトを選択
河本結選手のスウィングはこちら↓
【河本結】強さの秘訣は手元の低いインパクト。地面を踏んで左の壁をしっかり作るお手本です! – ゴルフへ行こうWEB by ゴルフダイジェスト
2019年シーズン、初優勝を挙げたあとも、安定した成績を続ける河本結選手。注目のショットメーカーのスウィングをプロコーチ・井上透が分析する。
golfdigest-play.jp
キャロウェイの申し子14本
すべて点で狙えるクラブ
PHOTO/Kazuo Iwamura
月刊GD2019年12月号より