【堀川未来夢】3番ユーティリティの替わりに入れた、JGRの7番ウッドがぴたりハマって攻撃範囲が広がりました!
日本ゴルフツアー選手権でメジャー初タイトルを獲得した堀川未来夢。7Wを加えた彼の最新クラブセッティングを観察。若き実力者の工夫が満載だ。
ドライバーは「ツアーB XD-3」
スピンがある程度入ってコントロールしやすい
優勝した日本ツアー選手権以降も、日本オープンで2位タイに入るなど好調をキープ。堀川のク
ラブに対するこだわりは「気に入ったものは替えたくない」だ。
「ドライバーやフェアウェイウッドのソールを見てもらうとわかりますが、かなり使い込んでいます。自分が気に入ったものはあまり替えたくないんです」
「今シーズンで替えたのが7番ウッドです」という堀川。ユーティリティを1本抜いて7番ウッドをチョイスした理由は、グリーン上でのボールの止まり方にこだわったから。
3UTから7Wにスイッチ。「高さが出てパー3で使いやすい」
「ツアー選手権から投入しました。3番のユーティリティと4番のユーティリティの距離の差がそれほど作れていなくて、それで7番ウッドを入れました。高さがもう少しほしかったのと、距離が長いパー3で使いたかった。高さが出るので、グリーンで止められます」
7Wは「ツアーB JGR」の21度ロフト
ZOZOチャンピオンシップにも出場、PGAツアーの刺激を得たという。必要な距離と弾道をクラブで補完した7Wの投入。ツアー終盤戦で堀川のプレーに注目だ。
3W、4Wはテーラーメイド「M4」
飛距離の階段が揃った
アイアン感覚でラインを出せる4UT
ブリヂストン「J15HY」
打感、距離感ともに申し分ない「ツアーB X-CB」
弾道イメージとスピンコントロールのしやすいで選んだアイアン
ウェッジは52度、58度
強気で攻められるのはグリーン周りのリカバリーに自信が持てるから。アイアン同様、スピンコントロールを重視
直進性が高くショートパットに自信を持てる
「スパイダー ツアー」
パターはスパイダーのセンターシャフト。ヘッド自体の直進性が高く、4年使い続ける
3本のFWを駆使する14本
堀川はグローブしない素手派。感性を重視する
PHOTO/Tadashi Anezaki
週刊GD2019年11月26日号より