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ラーム2勝、シウー1勝。キャロウェイ「パラダイム」が早くもPGAツアーで大暴れ!

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2023年のPGAツアー初戦、セントリートーナメント・オブ・チャンピオンズでジョン・ラームが逆転優勝、続くソニーオープン・イン・ハワイでもキム・シウーが逆転で勝利を挙げた。さらに米国本土初戦、アメリカン・エキスプレスでもラームが勝利。ふたりとも新しいドライバーとフェアウェイウッドを投入してすぐの優勝だった。

PHOTO/Blue Sky Photos、Getty Images

PGAツアーの2023年初戦、セントリートーナメント・オブ・チャンピオンズ。初日に9アンダーで首位タイに立ったジョン・ラームは、ラウンド後の記者会見で「このコースは5番から9番、12番から16番はバーディが狙える」と語っていた。しかし、2日目は思うようにスコアを伸ばせず、首位と7打差で迎えた最終日。スタートホールこそボギーとしたものの、初日の会見通り4番から3連続、12番からも3連続を含む9バーディ。さらに15番パー5ではイーグルを決め、通算27アンダーで逆転優勝、ツアー通算8勝目を飾った。

優勝インタビューで、この日のベストショットを聞かれたラームは「15番のティーショット」だと答えた。ドライバーを思い切り振り切ったティーショットは、狙いすましたように354ヤード先のフェアウェイ右サイド、やや左足上がりのほぼフラットで理想的な地点をとらえる。2打目は8番アイアンのスリークオーターショットでピンそば3.5メートルにつけ、これを沈めてイーグルとしたのだ。

ジョン・ラーム

この試合から「パラダイム トリプルダイヤモンド」ドライバーに加え、「パラダイム トリプルダイヤモンドT」の3Wと5Wを投入。投入初戦から結果を出した。さらにアメリカン・エキスプレスでも勝利を挙げ、「パラダイム」投入後、2戦2勝

このティーショットでラームが使ったのは、今大会から投入した新しいドライバー、キャロウェイ「パラダイム トリプルダイヤモンド」。最終日のドライバー平均飛距離は317.3ヤード、4日間を通しても307.4ヤードと出場選手中2位の記録だった。

また、ドライバーだけでなく3W、5Wを「パラダイム トリプルダイヤモンドT」にスイッチ。ティーショットでも何度か使用したが、ドライバーと合わせてフェアウェイキープ率は73.33%と高い数値をマーク。アメリカン・エキスプレスでも勝利し、大会終了後にはパー4、およびパー5のティーショットの貢献度を示すスタッツ「SG(ストロークゲインド)オフ・ザ・ティー」でPGAツアーのトップに立った。

ハワイ2戦目のソニーオープン・イン・ハワイでは、最終日に首位と3打差の5位タイからスタートしたキム・シウーが逆転で優勝を飾った。シウーもラームと同じく、「パラダイム トリプルダイヤモンド」のドライバー、3W、5Wを初投入。「パラダイム」とは「パラダイムシフト」から派生した造語で、「劇的な変化をもたらす」という意味を込めて命名されているが、ふたりには早くもその効果が表れた。

キム・シウー

2021年アメリカン・エキスプレス以来となるツアー4勝目を挙げたキム・シウー。ソニーオープン・イン・ハワイから「パラダイム トリプルダイヤモンド」のドライバーに加え3Wと5Wを初投入しての優勝だった

ザンダー・シャウフェレ

ザンダー・シャウフェレも、セントリートーナメント・オブ・チャンピオンズで「パラダイム トリプルダイヤモンド」を投入したが、昨年12月のヒーローワールドチャレンジからあったという背中痛のため2日目に棄権。だが、アメリカン・エキスプレスでは3位タイと大健闘

週刊ゴルフダイジェスト2月14日号より

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