ゴルフにまつわる様々なデータや記録をランキング化する本連載。第61回は、PGAツアーの2023年初戦「セントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズ」での使用ドライバーをランキング!

2023年のPGAツアーがハワイの2連戦でスタート。初戦のマウイ島カパルアのプランテーションコースで開催されたセントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズには前年のツアー優勝者と昨季フェデックスカップトップ30入りした選手ら39人が出場。もちろん日本のエース松山英樹も登場した。

結果は、最終日に首位と7打差でスタートしたジョン・ラームが、後半の12番から3連続バーディを奪うと、15番で首位のコリン・モリカワに並ぶ会心のイーグル。この日「63」をマークし、鮮やかな逆転劇で23年の初戦を制した。

ジョン・ラームが使っていたドライバーが、この試合がデビュー戦となったキャロウェイのニューモデル「パラダイム」。2日目に途中棄権したザンダー・シャウフェレを含め4人が新ドライバーを投入した。6打差のリードを守り切れず2位に終わったモリカワは、テーラーメイドのカーボンドライバー第2弾「ステルス2」を使用。昨シーズンの最優秀選手に輝いたスコッティ・シェフラーら計4人が新モデルを使用した。

ブランド別ではタイトリストが17人で4割強の使用率。モデル別でもタイトリスト「TSR3」が12人と、2位のピンゴルフ「G430LSTG」（6人）に倍の差をつけた。

＜2023年セントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズ出場選手使用ドライバー＞

週刊ゴルフダイジェスト2023年1月31日号より