スタイリストの森岡弘さんがゴルフの着こなしについて語る「幸服論」。今季すでに勝ち星を挙げ、絶好調のラドビッグ・アバーグ。少し余裕のあるポロシャツを選ぶことが多いが、どのように選べばいいのかを聞いた。

●今月のテーマ●

「余裕のあるポロシャツ」の着こなし方

ワンサイズ上げてしまうとだらしがなく見えることも

――今月は「ジェネシス招待」で米ツアー2勝目を挙げた、ラドビッグ・アバーグのほんの少し余裕のあるシルエットのポロシャツについて、お聞きしたいです。

森岡　アバーグが着用しているポロシャツは立体裁断ではなく、直線断ちに近い裁断ですね。絞りがあまりないため、シルエットにゆとりが感じられますよね。

――昨今、タウンウェアでオーバーサイズを着こなすのが注目されていますが。

森岡　ゴルフウェアはプレーをすることを前提に作られていて、伸縮性の高い生地が採用されていることが多いので、動きやすさを基準に大きめを選ぶ必要はないんじゃないかなと思います。ワンサイズ大きい物をゆるゆるで着ると、だらしがなく見えてしまうこともありますから。

――アバーグのように着こなすには、どうしたらいいでしょうか。

森岡　自分のサイズ感をベースにして、そのうえでゆとりのある物を選ぶのが間違いないと思います。

「ダボっとポロ」のコーディネート2選

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月刊ゴルフダイジェスト2025年5月号より