【幸服論】Vol.62 初秋のラウンドは“ベージュ”でしっとり華やぐ着こなしを
暑い日が続いているものの店のディスプレイはすでに秋モノだらけ。品薄になってからではもう遅い! 今こそ秋口の服を要チェック!
PHOTO/Tomoya Nomura
●今月のテーマ●
今季オススメのカラーコーデ
グリーンの背景にベージュが映える
――暑い日が続きますが日が暮れるのも早くなり、徐々に秋めいてきました。秋口のプレーでオススメの着こなしはありますか?
森岡 今季の注目色は黄色やオレンジと言われていますが、どの色とも相性のいい“ベージュ”を取り入れてはどうでしょう。
――確かに落ち着いた印象があって秋にぴったりですね。
森岡 近頃はツアープロも白パンではなくチノパン風のベージュ系をはいていますし人気です。緑一色のコース内でも映えますし、こなれた雰囲気が出ますね。
――そのほかにベージュカラーの魅力はありますか?
森岡 ベージュはチノパンの色と同系統なので、誰にも似合う色。落ちつきと日常性も備わっているのが魅了だと思います。
ツアープロも白パンからベージュ系に移行中!?
ベージュカラーの魅力
【1】白よりもしっとり落ち着いた印象になる
【2】茶や黒よりも華やかさが出る
【3】今季の街着のトレンドカラー
白パンを街中ではくのは浮いてしまいがち。つまり街中兼用って考えればコスパは高い
ベージュの正統柄で上品系コーディネート
フードパーカでちょいスポーティに
カジュアルな印象の強いフーデッドパーカもベージュの色味と正統柄を組み合わせれば大人っぽく着こなせる。
パーカ1万8150円、パンツ1万8700円/ともにトミー ヒルフィガー ゴルフ キャップ4620円/アドミラル ゴルフ グローブ2520円、シューズ7万7000円/ともにフットジョイ
柄オン柄のベージュブルゾンでちょい遊び心を加えた着こなし
ライトピンクのパンツで印象足し
べージュ地の柄入りのトップスには白ではなくピンク系のパンツを合わせてベージュの色相性の良さを楽しみたい。
ブルゾン1万6500円、ポロシャツ1万3200円、パンツ1万3200円、グローブ2750円、シューズ[オープン価格]/すべてキャロウェイ キャップ4400円/デサントゴルフ
一点投入で映える! オススメのベージュアイテム
Titleist
丸首仕上げのニット
ワッフル風の素材で肌触りがよく、汗ばむ季節でも快適に着られるニット。1万9800円/タイトリスト
Admiral
モックネックのベージュシャツ
高いストレッチ性でタイトに着てもストレスフリー。レイヤーでもサマになる。1万3200円/アドミラル ゴルフ
Callaway
街中でも着たい全開きシャツ
シャツ仕立てなのでプレーだけでなく街中でも着やすい一着。アウター扱いでも◎。1万3200円/キャロウェイ
Munsingwear
白パンとは一味違う雰囲気
すそ幅を絞ったテーパードシルエットで足を綺麗に見せてくれる1本。1万9800円/マンシングウェア
小物でベージュを差すのも手
左からキャップ5280円・ベルト8250円/ともにキャロウェイ、キャップ3520円/フットジョイ、バケットハット5500円/トミー ヒルフィガー ゴルフ、バイザー3960円/デサントゴルフ、右下ベルト1万230円/マンシングウェア
<問い合わせ先>キャロウェイ(キャロウェイゴルフ お客様ダイヤル 0120-300-147)、デサントゴルフ、マンシングウェア(デサントジャパン(株)お客様相談室 0120-46-0310)、トミー ヒルフィガー ゴルフ、アドミラル ゴルフ(ヤマニ ゴルフ事業部 03-5806-8055)、フットジョイ、タイトリスト(アクシネット ジャパン インク 0120-935-325)
解説/森岡 弘(スタイリスト)
ファッション誌の編集からスタイリストに転身。芸能人やアスリートなどの多くの衣装を手がける
月刊ゴルフダイジェスト2023年11月号より