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【ゴルフせんとや生まれけむ】生瀬陽子<前編>「家族ラウンドも楽しんでいます」

ゴルフをこよなく愛する著名人に、ゴルフとの出合いや現在のゴルフライフについて語ってもらうリレー連載「ゴルフせんとや生まれけむ」。今回からの語り手は、モデルやヨガセラピストとして活躍する生瀬陽子氏。

読者の皆さま、私、生瀬陽子と申します。役者(生瀬勝久さん)の妻で、高校生の母親。ある時はファッション誌のモデル、またある時は教室でヨガを教えています。

ゴルフを始めたのは30歳を過ぎた頃。夫婦で共通の趣味を持とうということになり、将来も長く続けられるもの、旅行が好きなので旅先でもできるものという理由で選びました。2人とも自由業なので平日も時間を作りやすく、多いときは月に2~3回、一緒にコースに出るようになりました。


仕事柄かどうかわかりませんがウェア選びはやっぱり楽しみ。身長があるのでサイズを探す必要はあるものの、キャロウェイアパレルやマーク&ロナ、ビームスゴルフなどなど、いくつになってもその時々の自分に合ったおしゃれをしたいと思っています。こんなふうに私がエンジョイゴルフを貫く一方、主人の上達志向はとどまることを知りません。ドラコンプロの松本一誠さんにテレビ番組でお世話になった時も、それは真剣に取り組んでいました。『それって!? 実際どうなの課』というバラエティ番組で無謀にも飛距離300ヤード超えに挑戦したのですが、実はこれ、主人の持ち込み企画でした(笑)。

私は別に飛距離にはこだわりませんが、トラックマンで計測してもらったら185ヤード出たことも。最近のドライバーはゆっくり振ってもちゃんと飛んでくれる。ホントに凄いですね。先日、ゴルフ好きのママ友から「AIが設計したキャロウェイのクラブがある」との情報も入り、本気で買い替えようかなと思っているところです。まだ使いこなせるレベルじゃないと主人は言っていますけど。主人はああ見えて(笑)普段は物静かな人。でもゴルフとなると少々うるさくなります。ラウンド中も「右向いてる」とか「7番じゃ大きすぎる」とか(笑)。私はちゃんと芯に当たらないことも計算のうえで大きめのクラブを選んでるのに「失敗を見込んでやってたら上手くならんぞ」などと言うのです。そういう時、私は「そんなレベルまで行ってへんし、プロになるわけでもないんやから」と彼に聞こえるか聞こえないかくらいの声でつぶやいています。

今では息子も高校生になり、北海道や沖縄のリゾートコースで時々一緒に回るようになりました。もう少し慣れてきたら普段のラウンドも親子3人で行けるかなと楽しみなのですが、気になることがひとつ。それは息子が主人の指導に何の疑いもなく従っていること。聞き分けがよすぎるんじゃないか、それで本当に納得してるのか、実際に上手になれるのかと、母は少々心配(笑)。先日はドラマでご一緒したご縁で木村拓哉さんがご自身の番組に主人を呼んでくださいました。木村さんと元賞金女王の古閑美保さんとの3人でゴルフをするという素敵な企画です。古閑さんがゆったりとしたスウィングで飛ばしているのを目の当たりにして、主人は相当刺激を受けたようでした。古閑さんは教え方も一流で、褒めて育てるのがとても上手。主人は上機嫌で帰ってきました。「これからは嫁に対しても褒めながら教えてね」と言っておきたいと思います。

生瀬陽子

1972年、大阪市生まれ。CanCam、JJ、CLASSY.などのファッション誌のモデルを務め、97年に俳優の生瀬勝久氏と結婚。出産を経て現在はモデル、ヨガセラピストとして活動中。ヨガ教室yo-co.yoga主宰。ベストスコア105

週刊ゴルフダイジェスト2022年8月2日号より