【なんでもランキング】Vol.16「1939年の米国人プロゴルファー10傑」
ゴルフにまつわる様々なデータや記録をランキング化する本連載。第16回は「ゴルフドム」昭和15年2月号に掲載されていた「1939年度の米国人プロ10傑」をご紹介。
1922年(大正11年)に創刊された日本初のゴルフ雑誌「阪神ゴルフ」。のちに「ゴルフドム」と改題されるが、その昭和15年2月号で「米国プロのベストテン」という記事を発見。20世紀の前半に活躍した著名なスポーツライター、グラントランド・ライスが1939年度の米国人プロ10傑を選んでいた。
ボビー・ジョーンズとも親交があり、オーガスタナショナルGCの設立メンバーのひとりでもある彼が選んだ1位はバイロン・ネルソン。この年、全米オープンを含む4勝を挙げ、平均ストロークがもっとも少なかった選手に贈られるバードントロフィを受賞。
記事では、そのバイロン・ネルソンが各“番手”の名手を選んでおり、ドライバーはジミー・タムソン、ブラッシーはローソン・リトル、スプーンはポール・ラニヤン、1番アイアンはデニー・シュート、2番と3番アイアンはヘンリー・ピカード、4番アイアンは再びデニー・シュート、5番アイアンはハリー・クーパー、6番アイアンはウイリー・マクファーレン、7番アイアンはポール・ラニヤン、チッパーはホートン・スミス、バンカーショットはジョニー・レポルタ、パットはホートン・スミスに折り紙をつけていた。
週刊ゴルフダイジェスト2022年3月1日号より