「子供にやらせるなら断然ゴルフ」な理由とは? 歴代最も稼いだアスリートランキングが発表
アスリート長者番付といえばフォーブス誌の専売特許だが、このたび「スポーティコ誌」が新たにランキングを作成。インフレ調整を行って算出された、歴代もっとも稼いだアスリートは?
ランキングのトップ10を種目別で見ると、ゴルフが最多の3人。バスケットボールとサッカーがそれぞれ2人。ボクサー、レーシングドライバー、テニスが1名ずつ。米国メディアは「将来子供にスポーツをやらせるなら断然ゴルフ!」と報じている。
ランキング1位は文句なしでバスケの神様マイケル・ジョーダン。キャリア収益26億2000万ドル(約3000億円)は、Go Toトラベルの予算に匹敵するが、2位から4位をプロゴルファーが独占。内訳はT・ウッズが21億ドル、A・パーマー15億ドル、J・ニクラスが13億8000万ドルで、3人のキャリア収益は計50億ドル(約5500億円)にのぼる。繰り返しになるがこれらの数値はインフレ調整を行っているため、実際に稼いだ金額より多く算出されている。それでもゴルファートリオの稼ぎは相当なもの。
惜しくもトップ10を逃したP・ミケルソンは10億ドルで11位にランクイン。トップ11に4人だから、ゴルフがいかに稼げるか垣間見える。
もう1つ、親が子供に勧めたいスポーツナンバー1の理由は、競技の性質上、ゴルフは長く稼げるから。現にミケルソンは51歳でメジャー優勝しており、米シニアツアーでも活躍している。
しかも紳士のスポーツだからスポンサー受けも良い。ウェアや帽子に企業のロゴをつけ露出する機会が多いので、契約金も高額になる。
パーマーは他界してからすでに5年以上経つが、依然として年間4000万ドル(約44億円)を稼いでいる。
1勝すれば1億円以上。ゴルフバブルが続くアメリカが羨ましい。
週刊ゴルフダイジェスト2021年11月30日号より