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【ゴルフせんとや生まれけむ】わちみなみ<前編>「ベストスコアは90! 80台を出すための課題はよーくわかっているんですが…」

ゴルフをこよなく愛する著名人に、ゴルフとの出合いや現在のゴルフライフについて語ってもらうリレー連載「ゴルフせんとや生まれけむ」。今回の語り手は、タレントのわちみなみさん。

わが家は祖父母も父も母もみんなゴルファーなので、身近なスポーツではあったんですが、なんとなく私には向いていないかなと思い込んでいて。初めてクラブを握ったのは4年ほど前のコロナ禍の頃です。これという理由はなかったのですが、友達もゴルフをする人が増えてきて私も始めてみようかなと思ったんです。最初は練習場に行って自己流で打っていたんですけど、もうヘナチョコ(笑)。当然ながら全く当たらなくて、やっぱりダメかなあ、私には才能がないのかなあと諦めかけていたら、六本木のスクールと先生を紹介していただいて。そこで本格的に始めることになりました。

ちょっとずつ当たるようになると面白いと思えるようになって「本気で100切りを目指そう」と決心し、原宿ゴルフアカデミーに移って今もそこに通っています。ここのコーチは赤石隆さんという東北福祉大出身の方で、「いい先生に出会ったなあ」と感謝しています。先生のおかげもあってスコアもどんどん良くなっていき、初ラウンドで130くらい叩いていたのが、半年で100を切ることができました。

とはいえ100の壁をすんなり越えたというわけではもちろんなくて、100の前の110の壁がなかなか越えられなかったんです。本当に泣きそうになりながらも、ほとんど毎日のようにスクールに通いました。あの時は私も「絶対に100を切ってやる!」とすごくストイックに取り組んでいて、そんな姿勢が赤石先生の部活スタイル(笑)の教え方にもマッチしたようでした。

先生にはラウンドレッスンも何度かやっていただきました。その時に言われたのは「プレーファスト。どうせ最初はうまく打てないんだから素振りも1回。さっさと打つ」「レッスン場と同じリズムで振りなさい」「(私は)オーバースウィングになりがちなのでフルスウィングは禁止」の3つ。これらの教えはしっかり頭の中に叩き込んでいて、今もラウンドの時は必ず確認しながらプレーしています。

ちなみにベストスコアは90です。ここまで来たからには何とか80台を出したいですね。80台ともなると一緒に回る人にも「おっ!」という感じで見てもらえるようになりますよね(笑)。そのためには何が足りないのか……自分ではよーくわかっているんですよ。パットが下手すぎるんです。パット数が1ラウンドに40を超えることがちょくちょくあるくらいですから。パーオンしてもそこからのロングパットがいわゆるノーカンで、3パットしてしまうんです。ロングパットの距離感と方向性を高めるのがなんといっても今一番の課題ですね。

でも、逆に言えばパット数が40を超えても90台そこそこで回れるということはショットは悪くないということですよね? パットを磨けば80台は近いかも? でも、パットの練習法がいまいちわからないんです。マットの上を転がしているばかりでは上達しない気もするんですが、実際にグリーンで練習できる機会ってそうそうないですし……。

いろいろと悩みは多いですが、とにかく伸びしろだらけということで(笑)、頑張ります!

>>後編につづく


わち みなみ

1995年福岡市生まれ。福岡県立修猷館高校、明治大学卒業。2017年、週刊ヤングマガジンの表紙でグラビアデビューし、タレントとして活躍。「アップグレードゴルフ」(テレビ東京)出演中。ベストスコア90

週刊ゴルフダイジェスト2025年7月29日号より