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「7番で150ヤード」だけでは不十分? マネジメントの第一歩は“キャリー”の距離を知ることから【明日使えるゴルフ用語】

普段当たり前のように使っているゴルフ用語だが、その成り立ちや意味を問われたときに、正しく返せるだろうか? ここではラウンド中の会話やゴルフ仲間とのやりとりで使える、ゴルフ用語にまつわるうんちくを紹介する。


キャリー


「キャリー」とは、打ったボールが空中を飛び落下するまでの距離のこと。ボールが落ちてから転がって止まるまでの距離は「ラン」と呼ぶ。

ボールの弾道が高いと落下角度が大きくなり、キャリーに対してランの割合が少なくなる。一方、弾道が低いと落下角度は小さくなるため、落ちてからよく転がる球になる。

一般的に「飛距離」というと、キャリーとランを合わせた総距離を指すことが多いが、スコアメイクをする上で重要なのは、自分のクラブの「キャリー」を把握しておくこと。

仮に7番アイアンの飛距離が同じ150ヤードだとしても、キャリー145ヤード+ラン5ヤードの場合と、キャリー135ヤード+ラン15ヤードの場合とでは、かなりの違いがある。

150ヤード先のピンの手前に何も障害物がなければ問題ないが、もしピン手前10ヤードのところにバンカーがある場合、キャリー135ヤードのボールではバンカーを越えられない。しかし自分のキャリーの距離を把握しておらず「7番で150ヤード飛ぶ」と思っていると、7番アイアンを握ってまんまとバンカーにつかまってしまうことになる。

同様に、たとえばグリーン手前に池が広がっているパー5があったとする。セカンド地点から池を越えてグリーンを狙うには200ヤードのキャリーが必要で、自分の3Wの飛距離が210ヤードという場合、「池を越えられる」と思って果敢に3Wでチャレンジしがちだが、もし3Wのキャリーが190ヤードでランが20ヤードなのであれば、そもそも池越えは無謀。いったん池の手前に刻んで次のショットでグリーンを狙う必要がある。

このように、自分の番手ごとのキャリーを正確に把握しておくことで、不必要なミスを未然に防ぐことが可能になるのだ。

近年は弾道計測器が設置された打ちっぱなしやインドア練習場も多いので、総距離だけでなくキャリーの飛距離も計測しておくと良いだろう。