Myゴルフダイジェスト

  • ホーム
  • コラム
  • 「18」「36」「72」……ゴルファーはなぜ“ナンバー”にこだわるのか 【ゴルフの数字】

「18」「36」「72」……ゴルファーはなぜ“ナンバー”にこだわるのか 【ゴルフの数字】

4人1組、1ラウンド18ホール、パー72……ゴルフにまつわるいろいろな数字。知らなくてもゴルフはできるけど、知っていればゴルフがもっと楽しくなる! 今回は「ゴルファーがこだわるナンバー」のお話。

見つけると一気に親近感「ゴルファーと分かる数字」

ゴルファーの中には、ゴルフが好きすぎて車のナンバーをゴルフにまつわる数字にする人も少なくない。一般的には「777」や「8888」などのゾロ目や、「1」「8」などの単数字が人気で、ほかにも「1122(いい夫婦)」や「510(後藤)」「3110(斎藤)」といった語呂合わせや名前にちなんだ数字を選ぶ人も。

ゴルファーの場合、定番は「1872」や「3636」など、パープレーを連想させるナンバーで、週末のゴルフへの行き帰りで目にすることもしばしば。イラストレーターの野村タケオさんが展開するブランド「562B(ゴルフバカ)」のように「562」を採用している人もいるかもしれない。

これらの番号はゴルファーが見れば一発でゴルファーだとわかるので、親近感がわく。一方で、このような番号をナンバーにしてしまうと、ゴルファーを代表しているようなもので、運転マナーが悪いとゴルファーのイメージダウンにつながってしまう。ゴルファーは運転が荒い、などとあらぬ評判を立てられないよう、ゴルフナンバーを背負ったからにはよりいっそうの注意が必要だ。

縁起を担いでスコアアップも狙えるかも!?

ゴルファーにまつわるの数字といえば、ボールの数字にこだわる人も多いのではないだろうか。

ボールに数字が印字されている理由は、ボールの間違い(誤球)を防ぐために。同伴者が自分と同じブランドのボールを使う場合に、違うナンバーにしておけば自分の球として認識することができる。

また、1球目がOBの可能性があるときに、暫定球を違う番号のボールにすることで、ボールを探しているときに1球目なの2球目なのかを区別することができる。

最もオーソドックスな数字が、「1」「2」「3」「4」。1ダース(12個)入りのボールを買うと、たいてい1~4のボールが3個ずつ入っている。それ以外にも、たとえばタイトリストではハイナンバー(5、6、7、8)、ダブルナンバー(11、33、55、77)で揃えられたセットも用意されていたり、好きな番号を選べるサービスがあったりと、メーカーやモデルによって選べる数字の選択肢が変わってくる。

数字にこだわる人は、ボールをダースで買わずにスリーブ売りから自分の好きな数字だけを探して買うというパターンも。

ゴルフは技術ももちろんだが、ときに運がスコアを大きく左右することも。ゲンを担いで数字にこだわるというのも、ゴルファーとしては当然の志向。実際、プロゴルファーにも数字にこだわる選手は多い。逆にあまりこだわりがないという人は、試しに自分のラッキーナンバーを決めてプレーしてみてはいかがだろうか。