【なんでもランキング】Vol.60 最多は6年間で1200ラウンド超! 歴代米大統領で最もゴルフをしていたのは誰?
ゴルフにまつわる様々なデータや記録をランキング化する本連載。第60回は、歴代米大統領の在任中のラウンド回数をご紹介!
米大統領で最初にゴルフをしたと言われているのは第27代大統領ウィリアム・タフト(任期:1909~1913年)。以来、ゴルフをしなかった大統領はハーバート・フーバー、ハリー・トゥルーマン、ジミー・カーターの3人だけだと言われている。
なかでも第34代ドワイト・D・アイゼンハワー(任期:1953~1961年)は、オーガスタナショナルGCのメンバーでもあり、在任中も29回オーガスタを訪れ、他のコースと合わせて年間100ラウンド回っていたという。1957年には訪米した岸信介首相とゴルフ外交も繰り広げ、ゴルフ界の特別功労者として2009年には世界ゴルフ殿堂入りを果たしている。
2011年には第41代ジョージ・H・W・ブッシュ(パパブッシュ)も世界ゴルフ殿堂入り。彼の祖父、つまり第43代ジョージ・W・ブッシュの曾祖父であるジョージ・ハーバート・ウォーカーは1920年にUSGA(全米ゴルフ協会)の会長を務め、アマチュアの英米対抗戦「ウォーカーカップ」を創設。その息子、プレスコット・ブッシュも1935年にUSGAの会長を務めるなどゴルファー一族だった。
そんな歴代の大統領のなかで誰よりも多くラウンドしていたのが第28代ウッドロー・ウィルソン(任期:1913~1921年)。在任中の最初の6年間で、なんと1200ラウンド以上、つまり週4回のペースで回っていたというから驚きだ。
<主な歴代米大統領の在任中の“推定”ラウンド回数>
週刊ゴルフダイジェスト2023年1月24日号より