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会話も弾む“エコ”ラグジュアリー。アウディ「e-tron GT」レザーフリーパッケージ

アウディのe-tronシリーズに加わったのがBEVのラグジュアリースポーツモデル、RS e-tron GTとe-tron GT クワトロ。環境負荷の少ないレザーフリー仕様も用意される。

TEXT/Tomomitsu Chiba(モーターマガジン編集長) ILLUST/Akihito Fujii

インテリアにリサイクル素材

アウディはクルマの電動化に積極的なブランドである。なかでもBEV(=バッテリーに充電した電気でモーターを駆動する車で、EVは電気自動車全般のことを指す)は、2020年9月にデビューしたSUVのe-tronスポーツバックを皮切りに、e-tronを追加、そしてラグジュアリースポーツバージョンのe-tron GTクワトロ、RSe-tron GTの4モデルをそろえる。そしてこのGTシリーズには、レザーフリーパッケージが用意されているのが特徴である。

もともと、走行中にCO2を排出しないBEVは環境車とされており、エココンシャスな人が積極的に乗るクルマでもある。そこでレザーを使わないペットボトルなどのリサイクル材を使用した素材の内装も用意されている。これもサステナブルな未来の実現に向けたアウディの考え方なのである。

レザーじゃない内装ってチープなのでは? と思われるかもしれないが、そこはさすがアウディ。ハイクオリティで緻密、そして居心地のいい空間に仕上がっている。

で、性能はどうかって? そりゃRSなら600馬力以上ありますから、まるで瞬間移動したかのような速さを見せてくれます。

エコなのに高級感たっぷり

ギアセレクターが小さくセンターコンソール周辺もすっきり。各種機能はディスプレイで操作する


AUDI RS e-tron GT

4ドアクーペのスタイリングで美しさと利便性を両立。全長4990ミリ、全幅1965ミリ、全高1396ミリ、ホイールベース2900ミリ。ラインナップは最高出力390kW(530ps)のe-tron GT クワトロと475kW(646ps)のRS e-tron GTの2モデルとなる

月刊ゴルフダイジェスト2022年2月号より