Myゴルフダイジェスト

書籍

目澤MAGIC ~あなたのゴルフが変わる新時代レッスン

■著者/目澤秀憲

松山英樹のマスターズ優勝を支えた
新世代のコーチング理論。
長所を伸ばし、短所を補うレッスン

2021年、メジャートーナメント「マスターズ」で日本人初優勝を達成した松山英樹。その陰には、彼を指導した目澤秀憲の卓越したコーチングがあった。
さまざまな角度から計測したスウィングやクラブの動きのエビデンス(科学的根拠)データを元に作られた『TPI』の理論をアメリカで学び、松山に教えた新世代のレッスン。
「できることとできないことをきちんと自分で整理することが、プロにもアマチュアにも大切」としながら展開していくロジカルなレッスンは、我々アマチュアにとっても『目からウロコ』の連続。大注目のレッスン書です。

●発売日:2021年9月2日 ●判型:四六判
●ページ数:192ページ
■紙版定価:1,430円 ■電子版価格:1,144円 (いずれも税込)

※現在この書籍は有料会員読み放題の対象外です。
 サンプル版はどなたでもお読みいただけます。

※紙書籍も同じページから購入可能です。

【主な目次】

第1章 プロコーチになった理由~ゴルファーをサポートするコーチの役目
 ・タイガーのマスターズ有用がプロを目指すきっかけ
 ・なじみの練習場で「運命の扉」が開いた
 ・プレーヤーかコーチか葛藤の末にコーチを選択
 ・プロコーチとして実績を積むなか、松山英樹から声がかかる

第2章 新世代レッスンの考え方~理想のスウィングはひとつではない
 ・できないことをやろうとしていませんか?
 ・問題の「所在地」をはっきりさせることが重要
 ・『TPI』のレッスンはスクリーニングテストから始まる
 ・スウィングはひとつに「規定されない」
 ・スウィングに一番大事な「キング」と「クイーン」
 ・「問題点をすべて修正する」では上手くならない
 ・スウィングは“白か黒か”では決めつけられない

第3章 ロジカル思考が重要~自分だけのスウィングを作り上げる
 ・スウィングの「全体像」を把握することが大切
 ・「正面衝突」を理解すると様々なことが見えてくる
 ・「ロジカルなスウィング」こんな要素を意識したい
  アドレス 左右の骨盤の高さをそろえた構えを意識する
  テークバック 腕で上げない。胸の回転を意識する
  トップ 形は人それぞれ。自分の心地よさを最優先
  切り返し 一番大切なのは「運動連鎖」の順番
  インパクト 打ちたい球筋で体とクラブの動きは変わる
  フォロースルー 打ちたい球筋によって左手の高さが変わってくる
 ・左手甲の向きでフェース面を管理したい
 ・左手甲が体の近くを通ると腕と体が連動しやすい
 ・左腰の「回転」と「スライド」。球筋によって違ってくる
 ・「タメが早くほどける」のは「キャスティング」が原因
 ・右の手首、左の手首。それぞれの動かし方がある
 ・スウィング中のフェースの向きは『スウィングパス』との関係で考える
 ・『スウェイ』を止めたいなら意識するのは「腰」より「もも」
 《スウィングの動きを劇的に変化させる3つのドリル》

第4章 大切なのは目標設定~スコアをよくするための戦略を考える
 ・モチベーションを保つには『適切な目標設定』が絶対に必要
 ・なぜ、すぐ上手くなる人となかなか上手くならない人がいるのか
 ・適切な目標設定には「正しい自己分析」が欠かせない
 ・自己評価が低すぎても目標達成には時間がかかる
 ・アマチュアがまず目標にすべきは「ダボ」を避ける戦略的プレー
 ・「ショートゲーム」の上達はスコアアップの一番の近道
 ・コーチとして一番大事なスキルは「コミュニケーション能力」

目澤秀憲(めざわ・ひでのり):プロフィール

1991年2月生まれ。東京都出身。13歳から本格的にゴルフを始め、埼玉平成高、日本大学でゴルフ部に所属。大学時代に受講した「TPI(Titleist Performance Institute)のセミナーで、自身のゴルフ、スウィングの考え方が『コペルニクス的転回』。アメリカに語学留学し、日本人では数人しか持っていない「TPIレベル3」を取得。プロコーチとして、2018年シーズンから河本結、その後、永峰咲希、有村智恵らを指導。2020年、松山英樹のコーチとなり、翌年4月のマスターズ優勝の立役者となった。