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石川遼は古河GL、稲見萌寧は新東京都民…トッププロゆかりのゴルフ場<東日本編>

「コースがゴルファーを育てる」と言われるように、現在活躍中のプロも、かつてはホームコースで鍛錬を重ね、技やショットに磨きをかけてきた。そこで国内外のトッププレーヤーが育った“ふるさと”コースを当時のエピソードとともにご紹介。今回は東日本編。

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石川 遼が小・中学生のときに300回以上ラウンド
古河GL(茨城県)18H・6019Y・P72

茨城にある本格的リンクス
小学2年から中学3年まで、実に300回以上プレーしたという石川。09年に日本人最年少の17歳で全英オープンに出場した際も、同コースを訪れ予行練習を行った。そのときの大会ではタイガーと同組で回ったが、惜しくも2人そろって予選落ちとなった。

小祝さくらが中学のときにメンバーに
札幌リージェントGC(北海道)54H・20468Y・P216

女子ツアーを22回開催
中学時代にメンバーになり、コースの練習施設で練習していた小祝さくら。高校時代は土日と平日2日の週4回、スタートの補助やポーターのアルバイトをしてからコースをラウンド。54ホールあり、トーナメントにも使用された旧コースでよくラウンドしていたといい、北海道に帰ってきたときは今でも練習に訪れるという。

菅沼菜々が高校時代にジュニア練習生に
東松山CC(埼玉県)27H・10449Y・P108

藤田欽哉設計、来年開場60周年
高校生の時にゴルフ部の監督の紹介でジュニア練習生になった菅沼。高校の授業がない土日は毎週のように通い、日が暮れるまでパターの練習をした。卒業後は研修生となり、業務を手伝いながら練習。今でもスポンサーとしてゴルフ場が応援している。

稲見萌寧は小学校時代、朝4時半から2周して学校へ
新東京都民ゴルフ場(東京都)9H・1965Y・P31

20年に復活した9ホール
青木功も15歳で研修生になるなど、ゴルフの原点と語る河川敷コース。稲見は小学生時代、登校前にここへ通い、中学時代に練習環境を求めて、千葉へ引っ越すまで毎日のようにラウンド。下校後も営業が終わるまでひたすらボールを打ち続けた。

ジュニア時代から現在まで渡邉彩香が拠点とするコース
凾南GC(静岡県)18H・6840Y・P72

フェアウェイが広くのびのびプレーできる
熱海市出身の渡邉が学生時代から通い、プロになった現在でも練習の拠点にしている。師匠の石井明義氏もこのコースでレッスンを行う。シーズン前には必ずゴルフ場で壮行会が行われ、地元の人たちが多く集まる。

畑岡奈紗が中学2年でアカデミーに合格
宍戸ヒルズCC(茨城県)36H・14279Y・P144

日本ゴルフツアー選手権の舞台
畑岡の自宅から近く、母親が働くなど縁が深く、中学2年で中嶋常幸が主宰する「ヒルズ ゴルフ・トミーアカデミー」に1期生として入門。以来ここを拠点に練習を重ねてきた。難コースでの経験が米女子ツアーで戦う畑岡の原点。

週刊ゴルフダイジェスト2022年11月8日号より