「新ルール 特にご利益 何もなし」自虐ネタ祭りの第3回ゴルフ川柳コンクール優秀作品を再録
週刊ゴルフダイジェストの恒例企画「ゴルフ川柳コンクール」第4回の応募がまもなく締切を迎えます。今回は、2020年の第3回応募作品の中から、優秀作品をピックアップ。みなさんもこれを参考にぜひ応募してみてください。
駄菓子食べ ラウンド後には 薬飲む
(栗山博さん・71歳)
昨年は「しぶこ」関連の作品が多数届きました。
シブコ真似 返しのパットは 5メートル
(Toshさん・69歳)
強気とノーカンは似て非なるものです。
調子良い ボールが止まって 見えるから
(さごじょうさん・37歳)
俺も俺も!
左右ダメ 注文の多い ゴルフ場
(宮沢賢じじいさん・67歳)
じゃあどっちに打ったらええねん!ってなります。
手で打つな どうしていいか わかりません
(おじさんのなかのおじさんさん・62歳)
手打ちはダメと言われても、自分ではそんなつもりはないんです。
咳をしても飛距離
(カメちゃんさん・59歳)
尾崎放哉の句「咳をしても一人」にかけています。
暖冬で 池の氷の 助けなし
(メガンネさん・34歳)
「跳ねろーー!」と全力で叫んだ声もむなしく……。
入賞作品
第3回の応募総数は2772点。その中から、審査委員長・林家正蔵師匠が選んだ優秀作品は? 師匠のコメントとともに見ていこう。
最優秀賞
新ルール 特にご利益 何もなし
(西村明さん・66歳)
「これ、私も同じこと考えていました。ピンを立ててパットしても、そもそも方向が全然違っているから、スコアは変わらないです。西村さんは昨年『ピン立てて パットするけど パッとせず』で入賞された方で、賞品は皮肉にもパター……(笑)。でも川柳はパッとしていらっしゃいます!」(林家正蔵・以下同)
優秀賞
メルカリに 俺のクラブが 売っている
(逆ペリカンさん・37歳)
「奥さんが勝手に出品したとのこと。けっこうなお宝パター、1万2000円かな? でもいいじゃないですか。それが売れたら家族でお寿司に行けるんですから。最後の『売っている』を『売って“ある”』にしたら、さらに驚きとか絶望の感じが出ていいかもしれないですね」
佳作
どや顔で 決めたフィニッシュ 特設ティ
(プレ4さん・68歳)
「どや顔でいいんです。そこに照れは不要です」
スタートの 他は不動の 四番打者
(元木益司さん・67歳)
「これ、私! スタートホールはクジだからチャンスあるんですけどね」
絵本から ゴルフ雑誌へ 午後八時
(ルーキーさん・38歳)
「いいですね。絵が浮かびます。お子さんを寝かしつけるため、絵本を読んでいて、寝息がし出したので、ゴルフダイジェストにチェンジしたのかな?」
まだ応募していない方も、すでに応募した人も、思いつくままにどしどしご応募ください!
応募締切:2021年2月5日(金)