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【三ヶ島かな】好不調の波を抑えるため、スウィング改造に取り組むとともに、クラブも変更した。そのセッティングとは?

ツアー初優勝が期待される三ヶ島かなだが、昨年は好不調の波が激しいのが悩みだった。そこで、スウィング改造に取り組むとともに、クラブもマイナーチェンジを施した。今回はそんな彼女のセッティングを見ていくとしよう。

みかしまかな/1996年生まれ福岡県出身。昨年は賞金ランク24位でシードを獲得。初優勝が期待される選手の一人。今年から渋野日向子を指導している青木翔コーチに師事

ツアー初優勝に向けて
マイナーチェンジ!

「オフにクラブを振り込んだ効果か、ウッド系のクラブで、スウィングのタイミングが合わなくなっ
てきました。そこで、シャフトを『R』から『SR』に替えました。タイミングが合ったのはもちろんですが、スウィングをしたときに、クラブ(ヘッド)の位置もより意識できるようになりました」

スピーダー569 SR シャフト

三ヶ島は、決して飛ばし屋ではない。本人も「2打目の精度を上げることが、安定した成績を残すためには絶対に必要」と話す。だからこそ、ユーティリティには強いこだわりを持つ。

「クラブを選ぶときは、とにかく顔が大事です。そして、一度気に入ったらなかなか替えないタイプです。ユーティリティはとくに顔の見え方が難しいクラブですが、今使っているクラブは、クラウンがマットでシャープに見える。構えていて本当に気持ちよくて、すぐ気に入りました」

新しくしたスウィングにクラブの性能がマッチすれば、初優勝は近い。

ゲームメークに
欠かせない5W

自信を持てる
距離感と方向性

「50度で100Y」が基準

ロングホールの3打目勝負のときは100Yを残す三ヶ島。そのときに迷わず自信を持って打てるように50度を基準にしている

座りと打感が
最高にいい

FWとUTで飛距離をカバー

PHOTO/Takanori Miki

週刊ゴルフダイジェスト6月2日号より