1本4000万円!? タイガーのスペアパターがオークションで史上最高値を記録
タイガー・ウッズのバックアップパターが、なんと39万3000ドル(約4300万円)で落札された。これは1本のゴルフクラブの価格としては過去最高額だという。
これは先の29日、アメリカの“ゴールデンエージ・ゴルフ・オークションズ”での落札価格。開始価格は2万5000ドルだったが、直後から入札が殺到。計26回の入札を経て、あっという間に金額が跳ね上がったという。このパターは2002年に作られたとされるタイガーのバックアップパターで、フェース面には「TW」と打刻されており、ヘッドカバーと証明書が付属している。オークションサイドの説明によると、過去18年、中東やヨーロッパ、アジアなどを転々としてきたものだそう。
昨年の秋には2001年モデルのバックアップパターが15万4928ドルで落札された。2001年といえば、タイガースラム(00年全米オープン、00年全英オープン、00年全米プロ、01年マスターズ)が達成された年。こちらのほうがはるかに価値は高いようにも思われるが、値段が3倍近くに跳ね上がった理由は、先日の車両事故が大きな原因では、とマニア間でささやかれている。
もっとも、タイガーが制した15のメジャーのうち、14試合で実際に使用したエース中のエース「ニューポート2 GSSプロト」がオークションに出れば、300万ドルから500万ドルになるのでは? と、2年前に同オークションの創業者であるライアン・カーレイ氏が語っていたが、今となっては「この予想金額は、現状を考えるとあまりにも低い」とか。とすれば一体何億円になるのだろう?
週刊ゴルフダイジェスト2021年9月21日号より