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【読者記者】No.1738「アイアンはいいのにドライバーが曲がる。打ち方を変えないとダメ?」

PHOTO/Yasuo Masuda TEXT/Daisei Sugawara
THANKS/トータルゴルフフィットネス

読者が自身の悩みを解決する方法について、直接プロに取材する「読者記者」。今回のお悩みは「ドライバーだけ曲がってしまう」というもの。果たして解決方法は?

読者記者No.1738 小宮諒さん

●22歳 ●パーソナルトレーナー ●ゴルフ歴/2年4カ月 ●ベストスコア/89 ●平均スコア/110 ●172㎝・68㎏ ●ドライバー飛距離/260ヤード

先生/赤坂友昭

85年生まれ、福岡県出身。クラブの仕組みや運動力学に基づくスウィングを追求。JGTOツアーカード取得経験あり。トータルゴルフフィットネス(東京・新宿区)などでレッスン中

小宮さんのお悩み
「アイアンはいいのにドライバーが曲がる」


アイアンは、しっかりつかまるようになってきましたが、ドライバーだけがどうしてもつかまらずにスライスが出ます。アイアンとドライバー、何が違うのでしょうか


下半身の力をしっかりと使ったダイナミックなスウィング。ただし、左への軸移動がやや大きく、インパクト時のハンドファーストがきつくなっている

小宮 ドライバーが曲がって、ずっと100を切れなかったのに、先日、たまたまドライバーの調子がよかったら、急に「89」が出たんです。

赤坂 それなら、ドライバーが安定すれば、90台平均で楽に回れそうですね。小宮さんは、インパクトがアイアン的な左足軸で、少しダウンブローが強いです。ドライバーでそれをやってしまうと、フェースがスクエアに戻り切らないので、基本的に右に出てスライスになります。

小宮 まさにそれです。

赤坂 ドライバーはボールが左足寄りで、ティーアップしている分、アッパー軌道でインパクトする必要があります。小宮さんは、ダウンブローの意識が強いので、インパクトがハンドファーストになっていますが、そのシャフトの傾きを相殺するくらい、軸(上体)を右に傾けて打ってみてください。手の振り方は変えなくて大丈夫です。右足前にボールがあるイメージで振るといいでしょう。

小宮 かなり左側でインパクトするイメージになりますが、確かにつかまる感覚はあります!

<問題点>
ダウンブローに打ちすぎている

アイアンは「左足体重+ダウンブロー(ハンドファースト)」で問題ないが、ドライバーも同じ打ち方だと、スクエアにヒットしづらい

記者「アイアンと打ち方を変えなきゃダメですか?」
プロ「軸を右に傾けるだけでアッパーに修正できます」

ハンドファーストの形を生かしたまま、ドライバーのスウィングにアジャストするには、インパクトで体の軸を右に傾ける(写真)。ハンドファーストの角度より、少しでも多く傾ければ、その分、アッパーブローになる

Point
ダウンスウィングで右わき腹を縮める

軸を右に傾けるには、ダウンスウィングで右わき腹を伸ばさない(むしろ縮める)イメージを持つといい

両手のひらを合わせた状態から、右手を下げてアドレスすると自然に右わきが縮まる。この右わきにずっと意識を置いて振る

Drill 1
ボールの30センチ手前にゴムティーを置いて打つ

右足の前付近に「仮想ボール」としてゴムティーを置き、ドライバーで打つ。自然に軸が右に傾き、ドライバーに適したアッパー軌道の感覚が身につく。ただ当てにいくだけのスウィングだと、「アーリーリリース」になるので注意

Drill 2
片足立ちで打つ

<取材後記>
感覚的な変化は意外に小さい
アッパーに打つのは、今までとまったく違うスウィングをしなきゃいけないのかと思いましたが、感覚的には頭を少し右に傾けるだけで、意外とすぐにコツがつかめました。

月刊ゴルフダイジェスト2021年9月号より