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「プロデビュー戦の第1打より緊張した」星野陸也“左打ち”トラブルも4バーディでイーブン発進【東京五輪】

速報
2021.07.29

<東京五輪ゴルフ男子初日/霞ヶ関CC東C/7447Y・パー71/7月29日~8月1日>

霞ヶ関CCで開催された東京五輪ゴルフ男子初日、7:30のトップ組でスタートした星野陸也は、4バーディ、2ボギー、1ダブルボギーの71でラウンド。イーブンパーで初日を終えた。

「めちゃくちゃ緊張しました」

開口一番、そう口にした星野陸也。

「ツアー1年目の最初のティーショットよりも緊張した」というオリンピックの第1打は、見事フェアウェイへ。「2日前の会見で『フェアウェイをキープします!』って言ったので……あそこでホッとしました」

ティーショットは「完璧というくらいよかった」と振り返る星野だが、1バーディ1ボギーで迎えた6番パー4で悲劇が待っていた。

「セカンドで昨日の雨が残っていたのか、予想よりも下がぬかるんでいて厚く入ってしまって、手前のバンカーに入ってしまった。そこからトップして、左打ちをさせられて……いきなりスゴイ経験をしました」

結局6番をダボとするも、8番、14番、15番でバーディを奪い、トータルイーブンパー。

「前半のトラブルは悔しかったけど、そこからからイーブンに戻せたのでよかった。普段の試合とは違った緊張感がありましたが、そこは楽しんでいきたい」

同組で回ったセップ・ストラカ(オーストリア)が8アンダーで暫定トップ、トーマス・ピータース(ベルギー)が6アンダーで暫定3位と、大きく水をあけられる形となったが、まだまだ初日。

持ち前の爆発力で、明日以降の巻き返しに期待したい。

スタートホールのティーショット。緊張を感じさせないのびのびとしたスウィングで宣言通りフェアウェイをキープ

取材&撮影●服部謙二郎(週刊ゴルフダイジェスト)