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【上達の玉手箱】Vol.87「いつでもどこでもストレッチ。長く続く秘訣です」

TEXT/Yumiko Shigetomi PHOTO/Hiroyuki Okazawa
THANKS/フェニックスシーガイアリゾート

日々技術向上のため研鑽を惜しまない片山晋呉の連載「上達の玉手箱」。今月のお話は、ゴルフを長く続ける秘訣について。

前回のお話はこちら

僕は10代の頃からずっと背中に痛みがあって20代で手術を受けたりしましたが、職業病のようなものなので完治はせずに今でも日によって痛みが出たりします。そんな状況なので、体のケアには昔から人一倍気を使ってきました。

例えばラウンド前後にはトレーナーさんにしっかり体をほぐしてもらいますが、それ以外でも暇さえあれば常に自分でストレッチしています。ラウンドしながらだって、カートを使ったりクラブを使ったり、工夫すればいろんなストレッチができます。

背中に限らず、体のどこかに少しでも違和感があるとスウィングに影響します。思った通りのスウィングをするには、練習と同じくらいストレッチが大事なんです。常に体のことに意識を向けておくことがケガ防止にもなるし、“ゴルフ寿命”が長くなる秘訣だと思います。

スタート前に必ずやるのがカートの取っ手を利用したストレッチ。わき腹や背中からお尻、ももの裏も伸ばすことができる。ラウンド中もクラブを持って体を回したり、常に体をほぐす動作をしている

月刊ゴルフダイジェスト2021年8月号より