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【教えて! なっち先生】Vol.75 グリップで一番大切なのは左手をどうやって握るかです

グリップは、ゴルフクラブと体を結ぶ唯一の接点。その大切なグリップを作る際のポイントを、ゴルフイラストレッスンでお馴染みのプロゴルファー・大谷奈千代に、イラストを交えて詳しく解説してもらおう!

お箸を正しく持つことができれば、細かいものをつかんだり、力加減の調整もしやすくなる。ゴルフも同様で、クラブと体を結ぶ唯一の接点であるグリップを正しく作ることで、キレイなスウィングが作れる

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  • 同じヘッドスピードでも、もっと遠くに正確にボールを飛ばせる。そんな力強いインパクトを作るために大切な「正しい右手の使い方」を、ゴルフイラストレッスンでお馴染みのプロゴルファー・大谷奈千代に、イラストを交えて詳しく解説してもらおう! 力強いインパクトには、右手のひらを通じて、フェース面でボールを押し込む感覚がある。形は違えど、アドレスとインパクトのフェース向きは同じなのだという ……


Lesson 75
再現性の高いスウィングができる
左手の握り方


グリップは、お箸を持つこととよく似ています。お箸を正しく持つことができれば、所作の美しさはもちろん、食べやすさという機能性を習得することができます。豆などの細かいものをつかみやすくなり、力加減の調整もしやすくなるというわけです。

そんなグリップは、クラブと体を結ぶ唯一の接点です。手の動きは、クラブの軌道やフェースコントロールに直結します。

ゴルフスウィングで大切なことは、スウィング軌道が安定していてキレイに見えることです。スウィングという所作がキレイに見えていれば、それは、スウィング軌道が安定している証拠でもあります。

ゴルフは止まっているボールを打つので、再現性の高いキレイなスウィングが求められています。特に大切なのは、左手! 右手は左手に合わせるように握ればOKです。

要点は、左手の小指、薬指、中指の3本でしっかり握ることです。力感の配分としては、小指に一番力を入れて、親指に向かって少しずつ握る強さが弱くなるように握ります。

その際、左手のひらではなく、指にかかるように握ります。そして、グリップエンドギリギリで握ってしまうと、スウィング中にクラブが暴れてしまいます。少し余らせて握ることで、クラブのグラつきを予防しましょう。

また、ご自身から見て、グリップの中心よりも右側に左親指がくるように握ります。右手は左手に合わせるようにしてグリップします。

左手のグリップを作る際の注意点。手のひらではなく、指にかかるように握ること。グリップエンドのギリギリを握らず、少し余らせること。力加減は小指側ほど強く、親指側ほど弱くしよう

ライ角どおりに構えるには
左手の力配分がポイント

プロたちは左手の力配分でクラブの角度を保っています。

左小指に一番力を入れて、親指に向かって少しずつ握る強さが弱くなるように握ると、クラブのライ角を保ったまま構えられるので、シャフトプレーンに沿ってスウィングすることができます。こうすることで、フェースをスクエアに保てるので、ボールは真っすぐ飛んで行ってナイスショットになるわけです。

反対に、左親指から小指に向かって少しずつ弱く握ってしまうと、クラブのライ角を支えることができなくなって、手元が浮いてしまいます。こうなってしまうと、スウィング軌道やフェースコントロールが不安定になってしまうのでミスヒットしやすくなります。

正しい左手の力加減で握ることで、シャフトプレーンに沿ってクラブのライ角を保って構えられる。逆に、親指側ほど強く、小指側ほど弱い力加減で握ってしまうと、クラブのライ角を保てず、手元が浮いてミスにつながる


最後に、グリップには、インターロッキンググリップ、オーバーラッピンググリップ、ベースボールグリップの3種類があります。

左手の人さし指と右手の小指を絡めるように握るインターロッキンググリップと、左手の人さし指の上に右手の小指を重ねるオーバーラッピンググリップが、プロゴルファーのなかで多く取り入れられています。

グリップでお悩みの方や初心者さんには、左右の手の一体感が高まる効果があるインターロッキンググリップがオススメです。ぜひ、グリップを見直す参考にしてみてください!

グリップに悩むゴルファーには、インターロッキンググリップがオススメ。左右の手の一体感が高まる効果がある。イラストの手順でグリップを作ってみよう

大谷奈千代

1984年、神戸市出身。JLPGAトーナメントプロ&ティーチングA級。関西を中心にレッスン活動を行う

週刊ゴルフダイジェスト2026年10月13日号より

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