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【気持ちよくクラブを振ろう!】#1 スウィングの形よりも「狙った場所に打てる」が大事

プロを見ればわかるが、誰一人として同じスウィングではない。今回は形を気にせず『自分らしさ』を求めた先に上達したトップアマが登場。形よりも大事なことについて話を聞いた。

TEXT/Daisei Sugawara PHOTO/Takanori Miki、Tadashi Anezaki、Yasuo Masuda、Hiroaki Arihara、ARAKISHIN THANKS/滝の宮CC、さいたまGC、東京多摩川練習場、東野ジャンボゴルフレンジ、豊公橋ゴルフクラブ

解説/柳橋章徳

やぎはし・あきのり。1985年生まれ。プロゴルファーだけでなくアマチュアの指導も積極的に行う。その人の個性に合ったレッスンが好評

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再現性の高さは
美しさより優先される

セベ・バレステロスやフレッド・カプルス、タイガー・ウッズやローリー・マキロイなど、時代ごとに美しいスウィングの持ち主がいる。だが、大事なのはその「美しさ」ではない。

柳橋章徳プロは、「ゴルファーは一人一人身長や体格、関節の可動域や動き方のクセなどが異なるので、スウィングの形もそれぞれ違うのが当然で、自分に合った振り方が見た目として美しいかどうかは、極論、まったく重要ではないんです」と言う。スウィングの本質は、第一に狙い通りの球が打てるかどうか。そして、それをどれだけの再現性で行えるか、ということ。当然、体に負荷がかからず「安全」な動きかどうかも重要だ。スウィングの習得過程において、これらは「美しさ」より優先されなくてはならないのである。

なぜ形ばかり気にするようになったの?

動画レッスンが増えたこととSNSの普及が大きい

「90年代に普及した家庭用ビデオカメラがスウィングを『可視化』したことで、見た目偏重の流れができた」と柳橋。その後、携帯電話や弾道測定器、SNSの発達がそれに拍車をかけている

形ばかり気にするとどうなるの?

スムーズにスウィングできない

スウィングの意識が「自分の体」に向いてしまい、より大事な「クラブの動き」がおろそかになることで、軌道の安定性、インパクトの再現性が下がり、体への負荷も大きくなる

“気持ちよく”振れているとはどういうこと?

クラブが流れるようにスムーズに振れていること

ゴミ箱にゴミを投げ入れるときのように、体は本来、目的に対して無意識かつ自然に動くようにできている。クラブがよどみなく、流れるように動けば「気持ちいい」と感じ、自然に再現性も上がる

インパクトの瞬間に
全神経を集中

狙い通りの球を、高い再現性で打つというのがゴルフの「本質」だとして、その本質が集約されているのは「インパクト」にほかならない。

「意図した球を打つには、インパクトでどうヘッドが動き、フェースがどこを向いていればいいか。スウィングにおいて重要なのはこの点だけと言ってよく、逆にこの点がクリアできていないのに形をいくら気にしても思った通りの球は出ません。まずインパクト、形はその結果でしかないのです」(柳橋)

ここからは柳橋プロの言う「形よりも大事なことがある」を体現する競技アマ5人に、スウィングのコツを聞いていく。みんな“インパクトをいかに奇麗に当てるか”これを重要視していた!

山下大介さん(35歳/HC+3.2)

昨年の日本ミッドアマチャンピオン。「ほぼ感覚」でスウィングをしていて、インパクト以外は考えていないという感覚派

森内信隆さん(57歳/HC+1)

23歳でゴルフを始めこれまで日本アマや日本ミッドアマに出場。いかに気持ちよく振り切れるかを大事にしている

吉田壮一郎さん(54歳 /HC+0.7)

40歳からゴルフを始め、独学でゴルフスウィングを研究。つかまった球を打つことを強く意識してきた

金原慶宗さん(25歳 /HC0)

ジュニアの頃から競技に出場していたトップアマ。曲げない、スコアを作ることを第一にスウィングを作ってきた

市川義勝さん(61歳 /HC0)

若いころは力士として活躍し23歳でゴルフを始める。形をどうするかより、狙ったところに打つことをモットーにしている

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週刊ゴルフダイジェスト2026年7月号より