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【ゴルフジム】「なかなか芯に当たりません」

読者の悩みを教え上手なプロがマンツーマンで解決する連載「ゴルフジム」。今回のお悩みは「なかなか芯に当たりません」というもの。その解決法とは?

PHOTO/Norio Tsuburaoka テキストDaisei Sugawara THANKS/Lounge Range 広尾天現寺

教える人/奥山 ゆうしプロ

おくやまゆうし。83年生まれ、埼玉県出身。日本大学ゴルフ部を経て、07年にプロ転向。11年、茨城県オープン優勝。切り返しの「左足リード」で、多くのアマチュアのスウィングを改善。東京都内を中心に複数のスタジオでレッスン中

<今週のお悩み>
「なかなか芯に当たりません」

小川 紗綾さん(36歳/身長157cm/ゴルフ歴6か月/ラウンド経験なし)
ダウンスウィングで左肩の開きが大きく、それによってクラブが外から下り、なおかつフェースがかぶっている。これだと芯に当たりづらいし、仮に当たったとしても左に飛ぶボールが多くなってしまう。

小川:まだ始めて半年くらいですが、なかなか「当たった」という感覚がなくて、当たっても左に飛ぶことが多いです。

奥山:芯に当たらない一番の原因は、ダウンスウィングでクラブが外から下りていることなんですが、どうしてそうなるかというと、切り返しのときに肩を早く回しすぎているからなんですね。クラブを振っていく方向のイメージが間違っていると、肩だけを単独で回しがちです。

小川:ターゲット方向に振っていくイメージだとダメなんですか?

奥山:体を正面に向けた状態でいうと、右の背中側から外側(ターゲットより右方向)に向かって斜めに振る意識が必要です。

小川:こんなに斜めに振って大丈夫ですか。

ダウンスウィングのスタートで肩だけが回っていて、それによってクラブが体の前方向に振り出され、軌道がアウト‐インになっている。切り返し時点ではなるべく肩のターンを遅くしたい。

奥山:インからアウトに向かってクラブをぐるぐる回しながら振って軌道の向きを覚えたら、今度はそれを、腰を回した(左腰を開いた)状態でやってみてください。そうすると、斜めだった軌道がターゲットに対して真っすぐになるのがわかると思います。

小川:ホントですね。でも、教えてもらわなかったら、この軌道では絶対に振れないです。

奥山:切り返しで手を「腰の横」に下ろすようにすると、斜めの軌道で振りやすくなります。そのポジションで手が前に出てしまうと、そこからはもうインから振るのは難しいです。

小川:こんなに気持ちよく当たるのは初めてです。

これで解決!
「インからアウトに振る
 斜めの軌道を意識しよう」

Point
手を腰の横に下ろすイメージ

切り返しでは肩のターンを伴わずに、手を右腰の横に下ろすイメージを持つ。ダウンスウィング直後にこの方向に手が動くことで、イン‐アウトの軌道で振りやすくなる。

Drill
地面にクラブを置きそれをガイドにして打つ

地面に、ターゲットラインより右を向くようにクラブを置き、そのラインに沿ってヘッドを下ろす意識でボールを打つ。イン‐アウト軌道の体の使い方がわかる。

After
クラブをインから下ろせるようになった!

「斜めの軌道」を体に覚え込ませたことで、切り返し直後に左肩が開かなくなり、手を「腰の横」方向に引き付けるダウンスウィングができるようになった。

週刊ゴルフダイジェスト2026年4月14日号より

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