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【ショートパットの極意】<前編>入れごろパットを外す原因は“ゆるみ”!「5円玉」で覚える確実に入れるストローク

1.5メートルが入ったらゴルフが変わる! パッティングに開眼した吉田泰基は、昨シーズンの平均バーディ数を4.344(7位)に伸ばした。 “入れごろ”パットをいくつ決められるかは、すべてのゴルファーの“伸びしろ”だ。 ショートパットを沈めるために吉田泰基がやっていること、こっそり教えます

PHOTO/Hiroaki Arihara、Tadashi Anezaki THANKS/東広野GC

2024年は平均バーディ数3.709(45位)、平均スコア71.177 (24位)だったが、2025年は平均バーディ数4.344(7位)、平均スコア70.501(8位)とジャンプアップ

解説/吉田泰基

1998年生まれ。兵庫県出身。小学3年から坂田塾でゴルフを始める。19年にプロ転向し、22年に初シード。パッティングに開眼し、昨シーズンは賞金ランク9位にアップ。今シーズンの初優勝に期待がかかる。東広野GC所属

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加速しながらインパクトする!

GD 吉田プロはパッティングが得意なんですね。

吉田 そうですね。 とくにショートパットには自信があります。

GD ショートパットはスコアに直結しますからね。 入れるコツはなんでしょうか?

吉田 以前はパターをゆっくり上げて、等速で打っていくタイプだったんですけど、それだとインパクトでゆるんでしまうことがあるんですよ。

GD インパクトでゆるんでしまうと、どうしても当たり負けして方向もブレやすい……。

吉田 そうなんです。 それで、しっかりインパクトできる“ゆるまないストローク”を覚えてから、ショートパットがめちゃ得意になりました。

GD ゆるまないストロークへですか。 どんな練習をするといいのでしょうか?

吉田 5円玉を吊るしたまま打つ練習です。

GD 5円玉ですか!

吉田 そうです。 ストロークすると5円玉が揺れますよね。 その揺れがパターと同じにならないようにストロークするんです。

GD どう揺れるのが正解なんですか?

吉田 パターより遅れて揺れて、インパクトで大きく遅れるようにストロークするんです。 これは、加速した状態でインパクトしている証拠なので、打ち出すボールのブレがなくなります。

GD たった5円の投資で、ゆるみのないインパクトが手に入る! この練習、コストパフォーマンスがバツグンですね。

Drill 
5円玉を吊るしたまま
ボールを打つ

「5円玉を糸で吊るして、ボールを打ちます。スムーズにスッと上げて、加速しながらインパクトすると、5円玉はパターよりも遅れて動きます。この練習を繰り返すことで、ゆるみのないストロークが身につきます」

ゆるみのないストロークでは
インパクトで5円玉が大きく遅れる

加速させながらインパクトすると、5円玉はパターよりも遅れて動く。 インパクトでもっとも大きく遅れて、フィニッシュでパターを追い越す。 このストロークが、正確な方向と距離感を生み出す

ゆるんだストロークでは
パターと5円玉が同じように動く

パターをゆっくり等速で動かしてストロークすると、5円玉はパターと同じように動く。このストロークでは、インパクトで当たり負けしやすく、狙った方向に狙った強さで打ち出すのが難しい

Point 
アッパー軌道でストローク感覚が出ればOK

「5円玉がインパクトで遅れるように振っていると、自然にテークバックが小さく、フォローが大きくなって、ややアッパーに振り抜く感覚が生まれます。 これが、加速するインパクトです」

吉田泰基のゆるまないパットストローク

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週刊ゴルフダイジェスト2026年4月7日号より