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【冬のグリーン周り攻略法】#1 入射角をゆるやかにすることがアプローチ上達の第一歩

常に80台で回りたいと思ったら、「グリーン周りの強化」がおすすめ。本気でスコアアップを願う人に、冬の厄介なライからでも自信を持って打てるようになるコツをお届け!

TEXT/Daisei Sugawara、Masato Ideshima PHOTO/Takenori Miki、Yasuo Masuda、Tadashi Anezaki、Shinji Osawa THANKS/静ヒルズカントリークラブ、千葉カントリークラブ川間コース・梅郷コース、日本カントリークラブ

浅地洋佑

あさじ・ようすけ。1993年生まれ東京都出身。ツアー通算4勝。昨年はアジアンツアーでも勝利を収め、今シーズンはLIVゴルフツアーを主戦場に世界を舞台に戦う

CONTENTS●
#1 入射角をゆるやかに
#2 フェースでボールを包み込む
#3 冬の難ライ攻略法①
#4 冬の難ライ攻略法②

ゆるやか軌道にして
アプローチが激変

以前はどんなところからでもSW1本でアプローチをしていた浅地だが、2024年から取り組み始めたスウィング改造に伴いアプローチも変化した。

「最も変わったのは入射角がゆるやかになったことです。以前は“トン、ツツッ”っていうイメージだったのが今は“ゴロゴロゴロ”という感じ。無駄なスピンは入れずに転がし重視の考え方に変わりました。距離感が断然合いやすくなりましたし、今考えるともったいないミスが多かったなと思います」 

無駄なスピンが入らないから止まり過ぎたり、止まらなかったりが起こらない。さらにインパクトが点から線になったことで圧倒的にミスの許容範囲が広くなった。ピッチ&ランの偉大さが今さらながらわかったと浅地。トッププロでさえ難しいことはせず基本の“ピッチ&ラン”で戦っている。ならば、我々だって絶対にこれをやるべきだ!

緩やか軌道のメリット①
スピン量が安定する

ヘッドの入り方、スピードが常に一定だからスピン量が安定する。キャリーしてからどれくらい転がるかを計算しやすいため、シンプルに距離感が良くなる

ゆるやか軌道のメリット②
フェースに乗る

入射角をゆるやかにすることでインパクトがゾーンになり、ボールがフェースに乗る時間が長くなる。ボールを運ぶイメージで打てるのでコントロールがしやすくなる

ゆるやか軌道のメリット③
ヘッドの急加速がなくなる

入射角をゆるやかにすると無駄にヘッドが走らなくなる。振るスピードがゆっくりになると、ボール初速もゆっくりになるので飛びすぎる心配もなくなる

テークバックで
右腕は伸ばしたまま

入射角をゆるやかにするポイントは右腕の使い方だと浅地。

「極端な表現ではなく右腕は伸ばしたままのイメージ。右腕を長く使うことで入射角がゆるやかになり、インパクトゾーンが長くなります。以前はひじも手首も使っていたので入射角が鋭角だった。ボールをヒットする感覚もタイミングも全て変わるので、やり始めた頃はまともに当たりませんでした」

ヘッドの動きを抑えることで体とヘッドの運動量が均等になり、距離感のばらつきが劇的に小さくなるというわけだ。

Point 1
右ひじを曲げずに上げる

始動からテークバック、インパクトまでずっと右腕が体から遠い状態をキープ。右腕を長く使って、ヘッドが体に近づかないように注意しよう

Point 2
棒立ちでその場で打つ

下半身のアクションはできるだけ小さくする。フォローで右ひざを送りヘッドを加速させるとヘッドが走って再現性が低くなる。棒立ちに見えるくらい静かに下半身は使う

Point 3
手首のコックも使わない

手首のコックを入れると入射角は必ず鋭角になる。コックを入れずに振れる振り幅での距離感を知ることも大切なこと。クラブの重さが消えないように振る

Drill
右腕1本素振り

右手1本で振ると右ひじを伸ばしたまま振る感覚が身に付きやすい。最初は素振りで感覚をつかみ、慣れてきたら実際にボールを打つとより効果的

月刊ゴルフダイジェスト2026年3月号より