Myゴルフダイジェスト

  • ホーム
  • レッスン
  • 【状況別バンカー攻略法】＜前編＞ホームランしやすい“カチカチ砂”はエッジから入れればOK【動画あり】

【状況別バンカー攻略法】＜前編＞ホームランしやすい“カチカチ砂”はエッジから入れればOK【動画あり】

週刊ゴルフダイジェスト
2025.11.27
KEYWORD バンカー動画青山薫

ガードバンカーの砂は、硬く締まったカチカチ砂もあれば、たっぷり入ったフカフカ砂もある。運が悪いと目玉になることも。そんなとき、どうやって打てばいいのか。青山薫プロに教えてもらおう。

PHOTO／Hiroaki Arihara　THANKS／城里GC

　

解説／青山薫

2009年レッスン・オブ・ザ・イヤーを受賞。テレビやイベントの出演も多く、ゴルファーにわかりやすいユニークなレッスンが好評。ノザワワールド所属

>>後編はこちら

砂が硬いときは
あえてエッジから入れる

GD　グリーン脇のバンカーで、砂が少なかったり、硬く締まっていたら、どうやって打てばいいですか?

青山　そういう砂は、うっかりいつものようにエクスプロージョンショットをすると、ソールが弾かれてホームランになっちゃうことがある。

GD　僕も、ホームランでOBになったことがあります。

青山　そうならないようにするには、弾かれやすいことをしっかり頭に入れておくことだよ。

GD　具体的に言うと?

青山　ボールを右に置いて、バウンスが効かないようにして、エッジから砂に入れやすくする。

GD　ハンドファーストに構えるんですね。

青山　そうだ。あとは、ヘッドをボールの下に叩き込むだけ。これで、エッジが硬い砂を削ってくれて、ちゃんとエクスプロージョンになるんだよ。砂はあまり飛ばないけどな。

弾かれないようにエッジから入れる

砂が硬いと、ソールが弾かれて、いわゆるダフリトップのホームランになりやすい。そのため、バウンスが出ないようにハンドファーストにインパクトして、エッジでボールの下の薄い砂の層を削り取っていくイメージを持つといい

“カチカチ砂”構え方のポイント
ボール位置を右に

砂が硬いときはボールを右に置く。これでバウンスが効かなくなり、エッジから砂に入れやすくなる

”カチカチ砂”打ち方のポイント
フォローは小さくてOK

エッジで砂を削るようにインパクトしたら、フォローを出さない。ボールを上げようとフォローを大きく出そうとすると、砂に弾かれてホームランになりやすい

“カチカチ砂”お手本スウィング

カチカチ砂の打ち方を動画でチェック!

>>後編はこちら

週刊ゴルフダイジェスト2025年12月2日号より

▲