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【大西翔太のSWINGど真ん中】Vol.24 間違いだらけの“ライン出し”「わきが甘い人が多いです」【動画あり】

ゴルフのスウィングを基礎からしっかり学びたい人や、初心者にゴルフを教えたい人は必見! 青木瀬令奈のコーチを務める大西翔太が、最新理論を踏まえた“ど真ん中”のスウィング理論を指南。

TEXT/Masato Ideshima PHOTO/Shinji Osawa THANKS/船橋CC

大西翔太 おおにし・しょうた。1992年生まれ千葉県出身。青木瀬令奈のコーチ兼キャディとしてツアーに帯同。「気持ちは熱く、理論はやさしく」をモットーにアマチュアにもレッスンを行う。「ゴルフをメジャースポーツにしたい」と、様々な活動を行っている

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ライン出しの絶対条件は
両わきが締まっていること

ライン出しはプロも試合で多用する打ち方ですが、メリットはスピン量が抑えられた球質になることです。余計なスピンが入らず、かつ低めに出るので方向性がよくなります。だから、ピンを狙い打ちしたい状況でよく使われる打ち方です。

ライン出しをマスターするための条件が、両わきが締まっていること。練習法としてはヘッドカバーなどをわきに挟んだ状態で、トップからフィニッシュまで落とさないように振ります。

振り幅は時計の9時から3時のイメージで十分。それ以上大きく振ろうとするとわきが開きやすくなります。振り幅が小さくなる分飛距離が落ちるので、少し大きめの番手を持ってください。

この練習から得られるのは腕と体の同調です。ライン出しはヘッドの動きをコントロールするショットですが、それは手先ではできません。体と腕、クラブを一体化させることで末端のヘッドの動きがコントロールできる。結果、正確にボールにコンタクトできるようになります。

ヘッドカバーをわきに挟んで落とさないように振ろう

時計の9時から3時のハーフスウィングだが、いわゆるビジネスゾーンと呼ばれる部分で、フルスウィングの根幹となる部分。言い換えればライン出しにはスウィングの基礎の動きが詰まっている


詳しい解説は動画をCHECK!

月刊ゴルフダイジェスト2025年12月号より