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【藤田寛之の米シニア挑戦記】Vol.32「プレーオフ第1戦は46位タイ。第2戦には進めませんでした」

2025年から米シニア(PGAツアー チャンピオンズ)に挑戦している藤田寛之が、現地での生活や試合の様子をレポート!

PHOTO/BKコーポレーション

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  • 2025年から米シニア(PGAツアー チャンピオンズ)に挑戦している藤田寛之が、現地での生活や試合の様子をレポート! PHOTO/BKコーポレーション >>前回のお話はこちら PGAツアーチャンピオンズ24戦目は、ノースカロライナで行われた「SAS選手権」です。結果は12オーバーの69位タイです。今大会はショットもパッ……

PGAツアーチャンピオンズ25戦目は、プレーオフシリーズの第1戦「ドミニオンエナジーチャリティクラシック」です。昨年と同じコースで、アメリカで初めて、回ったことのあるコースでの試合となりました。

初日は1オーバー。ちょっと出遅れました。2日目はイーブンパーで巻き返せず、最終日もイーブンパー。最終日は風が強く、難しいコンディションでした(順位は10個上げた)。バーディも出るけど、ボギーも出る状態でしたが、ショットでボギーにしてしまう展開が多く、なかなかアンダーパーに持っていけませんでした。結果はトータル1オーバーの46位タイ。最終的なポイントランクは65位に。


プレーオフ第2戦はポイントランク上位54名しか出られませんから次戦に進むことはできませんでした(第2戦を突破し最終戦まで出られれば来季のシード権獲得)。これで今季のアメリカツアーは終了となりました。

試合を終え、フリスコのレンタルハウスに戻ってきました。改めて振り返ってみると妥当な結果だったと思っています。これまで24試合に出場しましたが、最高位は12位タイで、10位台は全部で3試合。あとは、40~60位台が多く、自分自身のポジションを考えたとき、やはりそのあたりが当然だろうと感じています。自己分析してみるとショットが、このフィールドに追い付いていなかったのかという思いはありますし、自分の中ではもう少しマシなショットが打てるはずだよねといった感覚もあります。今季は本当にショットに手こずりましたし、修正もまったく上手くいきませんでした。

まだシーズンが終わっていないので来季のスケジュールもよくわかっていません。今のランキングで何試合に出られるのか? 数週間はこちらで後片付けなどをしつつ、そのあたりも含めて確認したいと思います。

ショットでチャンスにつけられなかった。

10/17~19
ドミニオンエナジーチャリティクラシック
CC・オブ・バージニア(バージニア州)

各日で2、3アンダーは出さないと順位を上げるのは難しいと考えていました。思うようにチャンスが作れず、そこに大きなミスが重なったりして、アンダーパーで回れませんでした

藤田寛之

1969年生まれ、福岡県出身。葛城GC所属。レギュラーツアーで23年間シード選手として活躍。ツアー通算18勝を挙げ、2012年に賞金王を獲得。2023年日本シニアオープン制覇。今季はPGAツアーチャンピオンズにシード選手としてフル参戦中

週刊ゴルフダイジェスト2025年11月11日号より