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国内ツアー終盤! 今季の“勝者を支えたギア”を総チェック<アイアン・ウェッジ・パター・ボール編>

国内ツアーも終盤戦に突入。賞金王&年間女王の行方やシード争いも佳境になってくるが、今年はどのギアがツアーで活躍したのか。女子はゴルフ5レディスまでの24戦、男子はロピアフジサンケイクラシックまで国内開催13戦の優勝者の使用ギアを調査してみた。

PHOTO/Tadashi Anezaki、Hiroyuki Okazawa、Shinji Osawa、Hiroaki Arihara、Norimoto Asada

  • 国内ツアーも終盤戦に突入。賞金王&年間女王の行方やシード争いも佳境になってくるが、今年はどのギアがツアーで活躍したのか。女子はゴルフ5レディスまでの24戦、男子はロピアフジサンケイクラシックまで国内開催13戦の優勝者の使用ギアを調査してみた。 PHOTO/Tadashi Anezaki、Hiroyuki Okazawa、Shinji Osawa、Hiroaki Arihara、Norimo……
  • 国内ツアーも終盤戦に突入。賞金王&年間女王の行方やシード争いも佳境になってくるが、今年はどのギアがツアーで活躍したのか。女子はゴルフ5レディスまでの24戦、男子はロピアフジサンケイクラシックまで国内開催13戦の優勝者の使用ギアを調査してみた。 PHOTO/Tadashi Anezaki、Hiroyuki Okazawa、Shinji Osawa、Hiroaki Arihara、Norimo……

日本のショップには
軟鉄鍛造の名器がいっぱい

最近増えてきたのが異なる複数モデルを組み合わせる“コンボ”や“ブレンド”セット。ロングアイアンはヘッドがやや大きくやさしいモデル、ミドルアイアンは操作性と寛容性を兼ね備えたモデル、ショートアイアンでは打感と操作性に優れたモデルと、用途に合わせて組み合わせている。モデルが異なっても見た目や打感にある程度統一感を出し、初めからコンボセットを念頭に置いているメーカーも増えてきた。

生源寺龍憲は地クラブ藤本技工のコンボアイアン

5~7番を「101CBフォージド」、8番からPWを「101MBフォージド」と、藤本技工の2つのモデルを使用して優勝した生源寺。どちらも同じ金型がベースになっているのでサイズ感は変わらないという。スピンがかけやすいようにフェース面だけノーメッキにしており、トウ側とヒール側のメッキとのコントラストで構えやすいそうだ

<アイアン>勝利数ランキング

ウェッジは消耗品
最新モデルが多い

ドライバーからパターまで旧モデルを愛用する選手もいるが、ウェッジは最新モデルを使用する選手がほとんど。ウェッジの溝は、使い込んでいくうちに摩耗してしまうためで、プロは同じモデルでもシーズン中に何本も取り替えている。こだわりは人それぞれで、同じモデルでもバウンスやライ角違いを多くラインナップしているクラブもあるが、それにさらに手を加えて世界に1本の自分専用ウェッジにしているプロが多い。

<ウェッジ>勝利数ランキング

三角ネック、
首長ネックも大活躍

かつてプロといえば、操作性のいいピン型(ブレードタイプ)が好まれていたが、スコッティ・シェフラーやローリー・マキロイなどが愛用するテーラーメイドの「スパイダー」シリーズが世界中のツアーで多くの勝利を獲得するなど、オートマチックに真っすぐ打てるマレットタイプを使用する選手が増えてきた。今年の日本ツアー選手権を制して、国内男子メジャー3冠を達成した蟬川泰果も長らくブレードタイプを愛用してきた選手だったが、マレットのピンゴルフ「オスロ3」に替えて3試合目で2シーズンぶりの優勝となった。また、テーラーメイドの「トラス」やオデッセイの「トライ・ビーム」のような三角形ネック、オデッセイ「ジラフ・ビーム」の首長ネックなど、特徴的なネック構造のパターが今シーズンの国内トーナメントでも多くの勝利を獲得。ヘッド形状以外にもシャフトやグリップなどパターの進化は止まらないが、一方で櫻井心那は2011年の「アンサー4」を投入して復活優勝を遂げた。

話題のゼロトルクパターは2勝

<パター>勝利数ランキング

女子ツアーのボール
勢力図に異変アリ!

23年、24年と「スリクソンZスター」シリーズが国内女子ツアーで最多勝利数を記録していたが、ここまで「プロV1」シリーズが女子ツアーでのトップになっている。単純に女子ツアーでの使用率が高くなってきていることもあるかもしれないが、「Zスター」シリーズを使用している岩井明愛・千怜姉妹や竹田麗央、山下美夢有が今年から海外挑戦したことも一因だろう。終盤戦でも「プロV1」シリーズの快進撃は続くのか!?

生源寺龍憲の2勝はそれぞれボールが違う!

<ボール>勝利数ランキング

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週刊ゴルフダイジェスト2025年10月7日号より